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初めての子育てはみんな初心者【おやこ基地コラボぎゅっとタイム開催報告】

マーガレットこどもクリニックの医師 吉野ラモナです。

コロナ禍をきっかけに当院で始めた育児サロン「ぎゅっとタイム」も今回7回目を迎えることになりました。毎回、参加頂いた方に好評をいただき、このサロンをきっかけにお友達になり、子育て仲間としてその後も繋がりが続いているといった、とっても嬉しいご報告をもらうこともあります。

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 今回はおやこ基地シブヤのコラボ企画として、クリニックの一つ下の階にある「みんなのみらいをつくる保育園」の園見学会とぎゅっとタイムを同時開催しました。
 おやこ基地シブヤは「すべてのこどもに保育の光を」をテーマに1階に「障害児保育園ヘレン初台」 2階にシチズンシップ保育を掲げる「みんなのみらいをつくる保育園初台」そして、3階に私達の「マーガレットこどもクリニック」と「病児保育室フローレンス初台」があります。

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 普段のぎゅっとタイムは3-6ヶ月くらいのお子さんを対象としていますが、今回は入園を控えた1歳さんがご参加くださいました。

 最初に2階の池田園長から園についての説明がありました。池田園長は2児のパパで、ご自身も子育てに奮闘中です。

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 池田園長
「園見学は平日行っている時と同様の流れで実施しましたが、やはり土曜日は園児の登園も少ないこともあり、今回は散歩にでかけているタイミングだったため、園児の姿は見ることはできませんでしたが、普段よりじっくり園内を見学しながら説明することができました。

参加者からは 「先生をニックネームで呼ぶことや子ども主体のミーティングがあること、障害児保育園のお友達との交流など、他の園にはない特色に関心を持ちました。見学会に参加してみて、入園希望度がグッと上がりました!」
と感想をいただきました。

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 ぎゅっとタイムは、最初の自己紹介で最近の良かったことを発表しあい、一気に参加者の緊張がほぐれて心の距離感が近付きました。相談内容は「家の片付けができない」「仕事復帰への不安」「一度にたくさん食べ物を口に詰め込む癖」でした。わかる!わかる!の共感や、うちはこんな工夫をしてるよ、と体験談を語り合う中で、相談者はご自身に合った解決策を見つけていかれました。

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「夫へのイライラはオキシトシンが影響していると聞き、気持ちが楽になりました。」


「完璧主義をやめて手を抜くことや夫婦の役割分担をしたいです。」

「共感し合ったり、自分のことを話して聞いてもらえることがすごくリフレッシュになりました。」


といった感想をいただきました。


 今回ぎゅっとタイムに初めて参加した池田園長からは
 「ぎゅとタイムで地域に住む保護者の方たちと、子育てのことをじっくり話をすることができて、自分の育児や保育の見直しをするきっかけになりました。こうやって対話をする時間を家庭内で作れれば一番良いのかもしれませんが、なかなかうまく時間を作ることが難しい家庭が多いと思います。そんなときに、このぎゅっとタイムはとても良い刺激になるのではないかと思いました。参加した方はもちろん、その話を共有するとパートナーにとっても良い刺激が得られるのではないかと感じました。


 子育ては当たり前ですが、みんな最初は初心者です。保育士であっても子育ては初心者からのスタートです。初めてのことをすると疑問や不安がたくさん出てくるのが普通です。でも、なぜか「親になったから」「しっかりしなきゃ」と自分を奮い立たせてしまう私達… そんな緊張感、不安感がたくさんある子育ての中で「ぎゅっとタイム」のような同じような子育て環境、状況で悩んでいる方と意見交換、共有することで、「そうだよね。うまくいかなくて当然だよね」「失敗しても子どもが元気だから良いか」と少しホッとできることはとても大切だと思いました。

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 私、吉野は、仕事復帰した頃の大変さを思い出しながら、夫婦の役割分担について改めて考える機会になりました。昔の価値観に囚われることなく、よその家庭と比べるのでもなく、各家庭の状況に合わせたやり方を見つけていけるといいですね
 人との会話は頭の中の整理になり、気づきがいっぱいあります。同じような悩みを聞くと自分だけじゃないんだという安心感がわきます。これからも当クリニックではぎゅっとタイムを開催していきますので、育児不安をお持ちの方や仲間づくりをしたい方も、とにかくお話したい方も、ぜひぜひご参加くださいね!


次回は2022年1月28日(金)12時から開催します。生後2か月から6か月のお子さんとその保護者の方を対象とします。

参加希望の方はぜひ以下からお申し込みください。


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