
初めての北海道 ~生産者に会いにいく旅~その4
旭川から余市町まで高速道路で約200キロ弱。およそ2時間半の道のりになります。
さて、余市といえばウィスキーが有名ですが。
ここには、X農業界で畏敬の念を込めて”ラオウ”と称されるある漢がいるのです…!
その男の名は…
カワイさん!
ドンッ!

カワイさん、本名は一切不明(川合秀一)
有限会社カワイの代表を務めています。
そして、農カード発案メンバーの一人でもあり、農カードNo.1に君臨する漢。
家族のため、地域のために何事にも全力で取り組み、様々な人たちとも分け隔てなく付き合う度量の大きな人です。
SNSではお付き合いさせていただいてますが、実際に会うのはこれが初めて。
なんというか、身体から出るエネルギーがすごいんです。そばに行くと熱を感じます。あったかい。
カワイさんは余市をこよなく愛しています。
余市の人たちから愛されてもいます。
町長からも「ラオウ!」と呼ばれることもあるとか?
カワイさんのTwitterで余市の事をいろいろ知った生産者は多いのでは?

そんなカワイさんは、ミニトマトのアイコ生産者です。
その他、ぶどうも育てています。
それから”家庭菜園”と称してとんでもない量のカボチャを育ててたりもします。
カボチャ、高温で焼けてるわりには近年稀に見る大豊作
— カワイ (@tomato_yoichi) August 21, 2023
ちなみにこれ一発目収穫のみ
あと2回目、3回目、みやこに関しては4回目も待っている…
北海道内今年カボチャ豊作ですよね?
カボチャ皆さん食べて欲しい pic.twitter.com/wxx7k09q2i
↑家庭菜園でこの量ってどうなってんの?
カワイさんのミニトマトで作ったジュースはとんでもなく美味いんです。
ぶどうジュースはまだ飲んだことはありませんが、とても人気らしく、なかなか手に入らないと聞きます。
ちょっと聞いてください
— カワイ (@tomato_yoichi) October 16, 2020
電話で
「余市のニッカでブドウジュース見たのですが、買わなくて後悔。予約でしかニッカは入れなく他にもカワイさんのジュース買える所はありますか?」と
聞くと宿泊施設がたまたま余市の知り合いのシェフのところ
もちろんお届けにあがりました😆 pic.twitter.com/Wi5VAIKaIv
どちらも余市のニッカウヰスキー蒸溜所でも買えるらしいです。

カワイさんには余市でとても美味しいお店に案内してもらい、いろいろな話と美味しい料理で最高の時間を過ごさせてもらいました。


一通り楽しい時間を過ごした後は、明日は4年ぶり?となる余市フェスティバルがあり、カワイさんもJA余市の生産者代表で出店するということでお開き。

ゲストハウスまでカワイさんの車で送ってもらう際、途中のセイコーマートでザンギ購入。
「ザンギはデザートだから」って、カワイさん、自分もう腹一杯で食えんです😂
(でも食べました)
翌朝、せっかくなので、カワイさんも出店しているという4年ぶり開催となる余市フェスティバルへ行ってみることにしました。
そうしたらですね、、なんと、会場の2時間前からすごい列が…!!!

10時の会場とともにお目当てのブースへ駆け出す人々。
どうやら人気の商品、目玉商品などもあるみたいですね。
この時は生筋子に長蛇の列が出来ていました。

とりあえず、ヤン衆鍋というものをのんびり食べてから、カワイさんのブースへ行ってみました。

初めて食べたヤン衆鍋。
調べると、ヤン衆とはニシン漁に携わる人たちのことで、そこでよく食べられていたのがこの鍋だったとか?
味は味噌ベースに魚介の旨味が出ていて見た通りの美味しさでした。

カワイさんのブースでは、繊細すぎて輸送に向かないため、幻のブドウとも言われるポートランドを購入。
酸味がしっかり効いていてしかも後からガツンとくる甘さと香り。
食べたことのない初めてのブドウでした。
そして余市を後にし、苫小牧へ。
夕方出向するフェリーへ乗り込みます。
初の北海道への旅。
生産者へ会いに行く旅。
あいばさん、カワイさん。
どちらも人として生産者として、地域を愛するものとして地域からも愛されて。
本当に心の底から尊敬できる人でした。素敵でした。
今までSNS上での交流だけだったものが、実際にお会いして、その地でしっかり地に足をつけて生き抜く姿を見ることが出来て本当に良かったです。


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