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川内家雲南省の旅 11日目 束河古鎮に行ってますます麗江が好きになった理由

雲南省11日目
昨日は玉龍雪山に登ったりしてハードな1日だったから、今日はのんびり。滞在中の麗江古城からタクシーで20分ほど(500円)の町、束河古鎮に向かう。

観光地化した麗江古城より昔ながらの雰囲気が残っていてオススメと2018年の『地球の歩き方』(これが最新)に書かれていて、期待していったんだけど、結論から言えばハズレだった。6年後の今、よくない方向で観光地化が進んでしまったようだ。町中のゴミ箱はどこも溢れ返り、道端にもゴミが散乱、公衆トイレは筆舌にしがたい惨状、店先からは大音量の音楽…。ワイフもマイベイベーも、「2度と来なくていい」と言っていた。

ひとつだけ思い出に残るのは、これまで巡った昆明、シーサンパンナ、麗江古城で見なかったオシャレなブティック!入ってみたら、僕好みの少数民族風の服の専門店で、しかも明らかに高品質。これは!と気になった紫色のコートがサイズもピッタリだったから購入しようかと思ったら、4万円超…!

一目惚れしたコート4万円超…!

さすがに諦めたんだけど、同じようなカラーで着心地もいい少数民族風の上着もあって(2万円)、もらってなかった45歳の誕生日プレゼントとしてワイフが買ってくれた!いつ着るの?と聞かれて、「普段着だよ」と真顔で答えたら苦笑してたけど笑

普段着です

早々に麗江古城に戻り、丘の上の食堂でランチ。マイベイベーはチャーハン、ワイフはジャガイモの唐辛子炒め、僕は豚肉の唐辛子炒めを注文する。どれも3人前ほどの量で困惑した笑 なにをどれだけ頼めばいいのか、いまだに慣れない。食堂からすぐ近くのカフェは、とても眺めが良くて気持ちよかった。

カフェからの眺め

麗江古城を歩いていて、家族全員の意見が一致したのは、麗江古城はとんでもなくきれいで清潔だということ。束河古鎮に行ったからこそ比較できるんだけど、まず道にゴミが落ちてない、ゴミ箱も溢れてない、公衆トイレはどこも掃除したばかりのようにキレイ、雰囲気を壊す電光掲示板や音楽もない。だから、町全体に品のいい落ち着いた空気が流れている。この環境は一朝一夕で生まれるものではなく、恐らく麗江古城の町をあげて長年取り組んできた成果なんだろうなあ。

ランチ&カフェ後、宿の近くに戻り、マイベイベーのリクエスト「民族衣装を着て撮影」に応えた。宿のオーナーオススメの店に行き、貸衣装とメイクで1900円弱。「タイ族」の衣装を選んだマイベイベー、ウルトラきゃわいい。僕とワイフで写真を撮りまくった。


マイベイベーが前日に会った宿のオーナーの娘さんたちに会いたいというので宿併設のカフェに行くと、娘さんたちがいてマイベイベーも嬉しそう。

すると、明るく朗らかなオーナーの奥さんが「夫がフリーで写真を撮ってあげる!だから宿の評価よろしくね!」と言ってくれた。オーナーは撮影の仕事も兼業していて、宿の屋上や中庭を撮影スポットにしているやり手なのだ。

初日から玉龍雪山のチケットを取ってくれたり、オススメのおいしい店のリストを送ってくれたり、手厚くサポートしてもらっていたこともあり、もともと高評価をつけようと思っていたからラッキー!笑 オーナーが屋上で撮ってくれた写真は、さすがプロ!の一言だった。オーナー夫婦とは翻訳アプリでいろいろ話して、とてもいい滞在になった。

オーナー撮影

その後、マイベイベーは民族衣装のまま町をそぞろ歩き。家族にお土産を買ったりしていたら、あっという間に夜になった。

夜メシは、初日に行った店(オーナー夫婦が教えてくれた)へ。マイベイベーが餃子を気に入り、また食べたいと言うから、再訪。今夜は、多くのお客さんが注文してる雪魚の唐辛子煮込み(2200円)オーダー。見た目は真っ赤で辛そうだけど、決して辛すぎず、白身の旨味と相性バッチリで白飯がすすむすすむ!この店はほんとにレベルが高いと改めて実感した。

明日は旅の最終目的地、シャングリラへ向かう。

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