僕が【稀人マルシェ まれびとこぞりて】を開催する理由
稀人ハンターとして、これまでどれぐらいの稀人に取材をしてきたのだろう。数えたことはないけど、100人前後はいると思う。
そのなかには、とんでもなくおいしい食べものや飲みものを作ったり、プロデュースしたりしている人も多い。それは言わずもがな、僕が食いしん坊バンザイ!だからである。
数年前から、稀人が作った絶品を集めてマルシェをしたらどうなるだろうと夢想するようになった。おいしいものが好きな人たちは新たな出会いを楽しんでくれるだろうし、稀人たちを応援することにもなる。
想像するだけで、ワクワクした。でもなぜか、まだ早い、という思いもあった。
ついに、時は満ちた。今年の秋に発売した『農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦』が、背中を押してくれた。
本のなかで紹介しているおいしいものを、「読みながら味わう」という体験をしてもらいたいと思ったのだ。
稀人マルシェをやるなら、お客さんにとっても稀な機会にするべきだろう。
ということで、本に出てくるものに限らず、普段はなかなか手に入らないもの、まだあまり知られていないけどイチオシなもの、存在自体が希少なものを作る稀人たちに声をかけた。
呼びかけに応じてくれた稀人は、7人。どれも声を大にして「おいしい!」と言えるものが集まった。
今日、会場となる恵比寿のギャラリー山小屋に並ぶのはパンとチーズ、ピーナッツバター、ハーブ、バナナ、アメ、お茶。目ためも味も多彩だし、なにより、子どもからお年寄りまで楽しめるラインナップになったのが嬉しい。
僕がイメージしたのは、二坪の遊園地。2日間だけの食のワンダーランドへ、ようこそ!
本日15時より、売り切れ御免!!!
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