詩「ロウリュ」
熱々のストーンに水をかける
ジッ
ジュジュッ
ジュワァジュワァ
熱々のスチームが降りそそぐ
耳と指がジリジリ痛く
喉のおくが渇いてカサつく
身体を守れと汗が生産されていく
熱から守るように包んでいく
熱さを求めていた体は冷たさを求めだす
意志と身体がケンカをしだす
もう出たい
まだ早い
いく度ラリーを続けただろう
もう無理だよう
そうだね出よう
背景
頭の中にゴミがたまってきたらサウナへデトックスに行きます。
モヤモヤした頭がスッキリして、思考がクリアになる感覚がとても、気持ちがいいのです。
サウナ後にはサ飯とよばれる、美味しいゴハンが待っています。サウナ効果で味覚がするどくなり、お腹も空いていて、いつもの2倍美味しくゴハンが食べられます。
食後はもちろんお昼寝です。
食っちゃ寝です。
至福なのです。
そうだ、ロウリュでした。
行きつけの日帰り温泉にはサウナが2つあって、片方にロウリュができるストーブが置かれています。セルフでおこなえるので人によって異なる水のかけ方をしているから楽しいです。
一気にかけて豪快にジュワァーッと響かせる人。
少しづつジュッジュッジュッとリズミカルに響かせる人。慣れた手つきでジュワァジュワァと響かせる人。
聞いているだけでも癒されて、水のかけ方で蒸気の降りそそぎ方も変わるので楽しめます。
偶然居合わせた人との、言葉のいらないコミュニケーションもサウナの楽しみ方ですね。