Q&A『ビスホスホネート薬の限界』
Q. 骨粗鬆症のビスホスホネート薬が「骨吸収抑制」というのは暗記でしょうか?
A. こればっかりは暗記です。(骨の薬という部分まではいけるのですが)
・骨粗鬆症の対処
骨粗鬆症とは、骨がもろくなった状態です。
これは、骨を作るスピードよりも、骨を壊すスピードが速くなるために起こります。
試験的に言うと、
「骨形成を、骨吸収が上回る。」
対処方法の考え方はシンプルで、
・骨形成を促進させる
・骨吸収を抑制する
どちらかが基本となります。
・薬のパターン
登場する薬も、
・骨形成促進薬
・骨吸収抑制薬
(・骨代謝調整薬)
に分類されています。
「ビスホスホネート薬」はこのうち「骨吸収抑制薬」に分類され、
骨を壊すスピードを抑えることで、骨粗鬆症の改善に貢献します。
ただ、「骨形成促進」か「骨吸収抑制」かは、名前から判断できないので、最後はどうしても暗記となります。
・余談
「ビスホスホネート薬」
「ホネート…」「ホネ…」「骨」
骨の薬ということまでは予想できる。
(注 ホスホネートは化学的な構造の名前なので、本来は骨とは関係ない。)
今日も勉強おつかれさまです。
marcy
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