新しく出たとこ。『36回/人体』ヘテロ多糖
36回18番(5)
糖質に関する記述である。
グリコーゲンは、ヘテロ多糖である。(○or×)
「ヘテロ多糖」が初登場したので、確認します!
[多糖類の分類名]
糖質は「どんな数の糖が結合してできているか?」という視点で、単糖類・少糖類・多糖類などに分類されます。
また、多糖類は「何種類の糖からできているか?」という視点でも分類がされます。
・ホモ多糖類(1種類の単糖から構成されたもの)
・ヘテロ多糖類(2種類以上の単糖から構成されたもの)
よって今回登場した「ヘテロ多糖」は、多糖類の分類名の1つです。
[具体例]
試験に登場する具体的な多糖を分類すると次の通りです。
・ホモ多糖類(1種類の単糖から構成されたもの)
でんぷん(アミロース・アミロペクチン)
グリコーゲン
セルロース
・ヘテロ多糖類(2種類以上の単糖から構成されたもの)
グリコサミノグリカン(ヒアルロン酸・コンドロイチン硫酸)
「グリコーゲン」は、肝臓や筋肉にある糖の貯金のことですが、これはグルコース(単糖類)がたくさん結合してできたものです。
言葉としても、
ホモ → 同じ、よく似た
ヘテロ → 他の、異種の
という意味があるので、セットで覚えておくとわかりやすいです(^^
糖質に関する記述である。
グリコーゲンは、ヘテロ多糖である。(○or×)
答え × グリコーゲンは、ホモ多糖である。
今日も勉強おつかれさまです。
marcy
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