新しく出たとこ。『36回/基礎栄養』最も多く存在するミネラル
36回78番(4)
カルシウムとリンに関する記述である。
リンは、体内に最も多く存在するミネラルである。(○or×)
「最も多く存在するミネラル」が初登場したので、確認します!
[ミネラルとは]
試験範囲におけるミネラル(無機質)とは、人体に含まれる元素の内、酸素・炭素・水素・窒素の4つを除いたものを指します。
酸素・炭素・水素・窒素で全体の約96%を占めており、たんぱく質・脂質・炭水化物・水などの構成成分となっています。
そして残り4%に含まれる元素に、カルシウム・リンなどがあります。
食事摂取基準2020においては、「多量ミネラル」として、ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リンの5つが設定されています。
[最も多いのはカルシウム]
多量ミネラルの中で最も多いのはカルシウムです。
その後、リン・カリウム・ナトリウム・マグネシウムと続きます。
カルシウムは、ほとんどが骨と歯に存在するので、多いこともイメージしやすいと思います。
[試験的な考え方]
今回、「体内に最も多く存在するミネラルは?」という初めての問題が出ました。
このとき、ミネラル全体から考えようとすると少しややこしいのですが、よく見ると設問は「カルシウムとリンに関する記述である」となっています。
そのため端的には、「カルシウムとリンどちらの方が多いか?」と考えることもできます。
ややテクニック的ですが、問題をよく読むことの大切さにつながります(^^
カルシウムとリンに関する記述である。
リンは、体内に最も多く存在するミネラルである。(○or×)
答え × カルシウムは、体内に最も多く存在するミネラルである。
今日も勉強おつかれさまです。
marcy
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