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Q&A『カラダには、アミノ酸の好き嫌いがある?』
Q. 「グルタミンは、小腸に効率良く取り込まれて代謝される。」
これ以外で覚える組み合わせはありますか?
A. アミノ酸の代謝と臓器で登場するのは、筋肉・肝臓・小腸の3つです!
・たんぱく質とアミノ酸
たんぱく質という栄養素は、食べたあと消化管で分解され、
アミノ酸(またはペプチド)の状態で吸収されます。
吸収後は肝臓に運ばれ、生きるために必要な材料として使われます。
・体内にも好みがある
そんなアミノ酸ですが、体内の臓器によって好みがある場合があります。
試験で登場するのは以下の3パターンです。
・筋肉
分枝アミノ酸(分岐鎖アミノ酸)
(バリン、ロイシン、イソロイシン)
・肝臓
芳香族アミノ酸
(チロシン、フェニルアラニン、トリプトファン)
・小腸
グルタミン、グルタミン酸
過去問を見てみると、
・グルタミンは、小腸に効率良く取り込まれて代謝される。
→ 〇
・分枝(分岐鎖)アミノ酸は、肝臓に効率良く取り込まれて代謝される。
→ × 筋肉
・芳香族アミノ酸を代謝する組織は、主に筋肉である。
→ × 肝臓
という感じでの登場です。
ちなみのこれを把握しておけば、
「ロイシンは、体たんぱく質の合成を抑制する。」
→ × 促進
という問題も、
ロイシンは筋肉が好んでいるアミノ酸なので、
体たんぱく質の合成を抑制するという働きはおかしい、と
考えて判断することができます。
(なぜ使われる場所が違うのかについては、わからない部分も多いので、)
アミノ酸の種類によって特徴が異なり、カラダがそれを適切な場所で使い分けているんだな、とイメージしてもらえればと思います^ ^
今日も勉強おつかれさまです。
marcy
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