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新しく出たとこ。『34回/臨床』サラゾスルファピリジン

34回124番
潰瘍性大腸炎に対して、サラゾスルファピリジンを使用することで、
吸収が低下する栄養素である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
(1)ビタミンK
(2)ビタミンB1
(3)葉酸
(4)パントテン酸
(5)ビタミンC

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「サラゾスルファピリジン」が初登場しましたので、確認しておきたいと思います!

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・潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎は、腸の炎症性疾患の1つです。
明確な原因は不明ですが、大腸を中心に炎症が起こります。


・薬も出題されている

登場する薬の目的は、主に「炎症を抑える」という方向性です。

ステロイドや免疫抑制剤の他、
過去には、「5-アミノサリチル酸製剤」という名前も登場しています。

(5-アミノサリチル酸製剤は、潰瘍性大腸炎で使用される。→ ○)


・新しく登場した薬の名前

今回は治療薬として「サラゾスルファピリジン」が初登場しました。

薬の目的としてはこれまで同様に、炎症を抑えるというものです。

ただしこの薬には注意点があり、
それが、葉酸の吸収が抑制されてしまう
というものです。

この機序は不明、
つまりなぜ吸収が低下するのかの仕組みはわかっていないので、
そのまま覚えるしかありません。

いわば薬の副作用的な内容ですが、
直接栄養素の欠乏につながるので、
栄養士として知っておいてね、
というメッセージかなと思います。

ぜひ、お見知りおきを。

今日も勉強おつかれさまです。
marcy

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