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新しく出たとこ。『36回/基礎栄養』ピリドキサールリン酸

36回77番(2)
水溶性ビタミンに関する記述である。
ビタミンB2の補酵素型は、ピリドキサールリン酸である。(○or×)

ピリドキサールリン酸」が初登場したので、確認します!


[補酵素型とは]

多くの水溶性ビタミンは、体内代謝の補酵素として働きます。
(代謝に必要な「酵素」を活発にするために必要なのが「補酵素」)

水溶性ビタミンが補酵素として働くときには、少し名前(かたち)が変わります。
つまりビタミンの名前には、化学名(本名)と補酵素型(活動名)の2種類があります。


[ピリドキサールリン酸とは]

ピリドキサールリン酸は、「ビタミンB6」の補酵素型です。

【ビタミンB6】
化学名:ピリドキシン(PN)、ピリドキサール(PL)、ピリドキサミン(PM)
補酵素型:ピリドキサール5-リン酸(PLP)(通称/ピリドキサールリン酸)

また、ビタミンB2の補酵素型は、FMN、FADと呼ばれます。

【ビタミンB2】
化学名: リボフラビン
補酵素型:FMN(フラビンモノヌクレオチド)、 FAD(フラビンアデニンジヌクレオチド)

問題にもよりますが、基本的にこれらの名前が登場したときには、「ビタミンB6のことだな」「B2のことだな」と考えて解くことができます。

「ピリ」はB6系、「フラビン」はB2系と、大まかなイメージがたいせつです(^^

水溶性ビタミンに関する記述である。
ビタミンB2の補酵素型は、ピリドキサールリン酸である。(○or×)
答え × ビタミンB6の補酵素型は、ピリドキサールリン酸である。


今日も勉強おつかれさまです。
marcy

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