マガジンのカバー画像

【marcyノート】(管理栄養士国家試験対策の解説)

marcyノートは、国試対策に特化したマガジン(記事集)です。 (このマガジン(有料版)は、2024年9月30日 に終了いたします)
¥550 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2021年6月の記事一覧

【おしらせ】テキスト&問題集に「電子伝達系」を追加しました。

1つのテーマをまとめて理解するテキスト&問題集に、【電子伝達系】(細胞内の代謝3)を追加しました。 今回は、クエン酸回路に続く代謝である、電子伝達系についてのテキストです。 登場するキーワードは、「電子伝達系」「ミトコンドリア」「脱共役たんぱく質」「電子供与体」「酸化的リン酸化」など。 グルコースが細胞に入って行われる代謝の最終段階である「電子伝達系」について見ていきます。この辺り専用のキーワードも登場するので、言葉の意味やイメージがあいまいな方にオススメです。 解糖

過去問解説『33回131番』(微小変化型ネフローゼ症候群)

臨床栄養学微小変化型ネフローゼ症候群に関する記述である。 正しいのはどれか。1つ選べ。 (1)エネルギー摂取量は、20~25kcal/kg 標準体重/日とする。 (2)たんぱく質摂取量は、1.5g/kg標準体重/日とする。 (3)浮腫がみられる時の水分摂取量は、前日尿量+500mLとする。 (4)LDL-コレステロール値は、低下する。 (5)ステロイド薬の反応は、微小変化型以外のネフローゼ症候群に比べて悪い。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・ど

過去問解説『32回31番』(腎疾患)

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち腎疾患に関する記述である。 正しいのはどれか。1つ選べ。 (1)糖尿病腎症は、ネフローゼ症候群にならない。 (2)CKD(慢性腎臓病)の診断基準では、糸球体濾過量(GFR)が、60mL/分/1.73m2以上である。 (3)推算糸球体濾過量(eGFR)は、血清クレアチニン値を用いて算出する。 (4)血液透析は、24時間連続して行う。 (5)死体腎移植を受けた患者には、免疫抑制剤の投与は不要である。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効

過去問解説『34回30番』(腎・尿路系の構造と機能)

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち腎・尿路系の構造と機能に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1つ選べ。 (1)集合管は、ネフロンに含まれる。 (2)アンジオテンシンⅡは、アルドステロンの分泌を抑制する。 (3)アルドステロンは、腎実質から分泌される。 (4)バソプレシンの分泌は、血漿浸透圧の上昇により減少する。 (5)心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)は、ナトリウム排泄を促進する。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・どんな話か?腎臓は

改変問題『34回2番』(合計特殊出生率)

【元の問題】 34回2番(1) わが国の人口指標のうち、最近減少しているものである。 合計特殊出生率(〇or×) 答えは ×(減少はしていない) 判断が変わりやすい「合計特殊出生率」について確認しておきます。

新しく出たとこ。『35回/臨床』D-ペニシラミン

35回118番(2) 医薬品と医薬品が栄養素に及ぼす影響の組合せである。 D-ペニシラミン --- 亜鉛の吸収促進(○or×) ---------- 「D-ペニシラミン」が初登場しましたので、確認しておきます! ----------

新しく出たとこ。『35回/応用栄養』食事摂取基準のエビデンスレベル

35回84番(5) DGの算定に、エビデンスレベルが付された。(○or×) ---------- 「エビデンスレベル」が初登場しましたので、確認しておきます! ----------

新しく出たとこ。『35回/基礎栄養』食事誘発性熱産生とエネルギー消費量

35回80番(5) 食事誘発性熱産生(DIT)は、1日のエネルギー消費量に含まれない。(○or×) ---------- 「食事誘発性熱産生とエネルギー消費量の関係」が初登場しましたので、確認しておきます! ----------

過去問解説『34回127番』(うっ血性心不全)

臨床栄養学うっ血性心不全が増悪した時の病態と栄養管理に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1つ選べ。 (1)心胸郭比は、小さくなる。 (2)交感神経系は、抑制される。 (3)血漿BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)値は、上昇する。 (4)水分摂取量は、50mL/kg標準体重/日とする。 (5)食塩摂取量は、8g/日とする。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・どんな話か?心臓の機能が低下する心不全。その中でも血液がうっ血(滞留)したうっ血性心

過去問解説『33回130番』(高血圧の栄養管理)

臨床栄養学合併症のない女性の高血圧症患者の栄養管理に関する記述である。 誤っているのはどれか。1つ選べ。 (1)食塩6g/日未満とする。 (2)魚(魚油)の摂取を推奨する。 (3)飽和脂肪酸の摂取を控える。 (4)カリウムの摂取を制限する。 (5)エタノールは、10~20mL/日以下とする。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・どんな話か?高血圧に対する、基本的な食事管理に関する内容です。 各栄養素が血圧にどう関わるか把握していますか?という問題で

過去問解説『33回31番』(循環器疾患について)

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち循環器疾患に関する記述である。 正しいのはどれか。1つ選べ。 (1)心房細動は、脳出血のリスク因子である。 (2)心室細動は、致死性不整脈である。 (3)心筋梗塞による胸痛には、ニトログリセリンが有効である。 (4)仮面高血圧では、家庭血圧は正常である。 (5)右心不全では、肺うっ血をきたす。 (わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!) ・どんな話か?循環器系の中でも、主に心臓の疾患に注目した問題です。 病名と、そこで起こっ

改変問題『29回163番』(食事摂取基準/目標量)

【元の問題】 29回163番(5) 生活習慣病の「一次予防」のために、集団の平均摂取量を目標量(DG)の範囲内にする。(〇or×) 【改変後】 生活習慣病の「発症予防」のために、集団の平均摂取量を目標量(DG)の範囲内にする。 (〇or×) 答えは×  生活習慣病の一次予防のために、摂取量が目標量の範囲に入る者又は近づく者の割合を増やすことを目的とした計画を立案する。平均摂取量ではない。

新しく出たとこ。『35回/食べ物』アクチニジン

35回43番(5) いちじくは、アクチニジンを含む。(○or×) ---------- 「アクチニジン」が初登場しましたので、確認しておきます! ----------

新しく出たとこ。『35回/人体』三尖弁

35回29番(2) 三尖弁は、左心房と左心室の間にある。(○or×) ---------- 「三尖弁」が初登場しましたので、確認しておきます! ----------