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餓狼伝説CotWに思いを馳せる(1)

今回は鉄拳の話ではなくて餓狼伝説について。

餓狼伝説は私が格闘ゲームにハマるきっかけとなったゲームだ。なので25年ぶりの新作が発売されると聞いて喜び、映像を見て少しガッカリした。でも期待している。

そもそも、餓狼伝説の存在を知ったのは、スト2の対戦が盛り上がり始めた頃、隅っこに置いてあった初代の餓狼伝説を発見した時だ。この頃は別になんとも思っていなくて、どちらかというと龍虎の拳を一人でよく遊んでいた。この後、格闘ゲームが流行して、色んな格闘ゲームが乱発されていく。

ある日、学校帰りに友人とゲーセンに立ち寄ると、大型筐体で餓狼伝説スペシャルが稼働していた。なんとなく1回だけ遊んでいたら、別の友人が偶然来て、そいつが結構やり込んでいたらしく、コンボやら何やら色々教えてくれるわけ。その時に、キム・カッファンの通常技からキャンセルかけて鳳凰脚を繋げるコンボを見てから、ゲーセンに寄る頻度が増えて、その度練習していた。

そのうち、大型筐体だけでなく、その周りに餓狼伝説スペシャルの対戦台がかなりの数に増えて、対戦でめちゃくちゃ盛り上がっていった。私もその対戦に参加するうちに、このゲームにのめり込んでいったのだ。

携帯電話がない当時。家に連絡してもいない時はゲーセンに行けば私に会える。それくらい、ほぼ毎日通い詰めていたと思う。

キム・カッファンはもちろんだが、他にもビリーを使ったり、ダックのブレイクスパイラルをいかに決めるか、CPU戦をノーミスでリョウ・サカザキ出せるまで頑張ったり、バイトしてお金貯めてNEO・GEO買って家で練習できるようにもした。ソフトだけで3万という狂った価格で販売されていたのも、今思うと恐ろしい限りだ。

KOFなどの新作が稼働すると、だんだん餓狼伝説スペシャルを遊ぶ機会も減り、他の格ゲーで遊びながら、餓狼伝説の新作が稼働するのを待っていた。

次は餓狼伝説3だったのだが、私のメインキャラであるキムはおらず、ライン関連のシステムがややこしかったりで、かなりとっつきにくく、ほとんど遊ばなかった。しかし、その次のリアルバウト餓狼伝説がかなり楽しくて、結構やり込んだ。ライン移動関連の操作が前作よりスッキリと分かりやすくなったのが良かった。コンボも手軽で爽快だたし、動かしていて楽しかった。鳳凰脚の演出が異常にカッコよかったし。ただ、対戦はそんなにやらなかったと思う。リアルバウトスペシャル、リアルバウト2もよく出来てて、個人的はこのシリーズって傑作だと思っている。

ちょっと長くなったので続きは次回に。


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