夕暮れに
いつかの夏、
うだるように暑かった8月の夕暮れ。
誰かにとっての"今"と僕にとっての"今"は
同時に並行して過ぎて行きながらも
決してお互いの手に触れる事はなく
その手が届いた時にはもうお互いの"今"は
記憶の淵から溢れ、どこかへと流されてゆく
さらさらと静かに今と未来との境を流れる
川の水面をただ穏やかに、過去へと向かって。
(河川敷からの景色にその夏を思い出し)
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