第八の叫び-会社に電話して聞いてみろや
曲がりなりにも進学校にいたので、ほどなく将来の進路について考えなければならない時期がきた。
高校生のころ。
自分が興味のもてる分野といえば・・・
今思えば、すでにいろいろなノイローゼ症状に悩まされていた僕にとって、精神科医には興味を持った。
だが、なにせ自分はバリバリの文系。
そして別の理由で、自分が学びたい分野が決まった。
その分野はいわゆる人文系統に属していて、候補となる志望大学の多くが「文学部」の中にあった。
父にその話をすると、フッっと鼻で笑われた。
そして