漢字検定準一級合格&一級への道!
2023年6月、漢字検定準一級受かりました〜〜〜!!!
イエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜イ!!!
ということで、今年のアドベントカレンダーに向けて、漢字検定準一級のときの勉強方法振り返りと、一級に向けて頑張るぞいという記事を書きます。
きっかけ
そもそも、漢字検定の二級までは大学時代に取っていました。二級はなんか適当に参考書一冊買って勉強した記憶があります。まあ二級取れば十分ですよ、普通に生きるのは。
で、2022年の年末くらいに友だちと遊んでいたときにこんなことを言われました。
「わたし達、学校の勉強は好きだったじゃん?」
パワーワードのような気がしますが、わたしと彼女は某賢こいめ国立大学文学部で出会った仲です。たしかに、学校の勉強は人並み以上に出来ました。高校時代までの「勉強すれば成績が伸びる」感じの勉強は楽しかったですね? え、楽しくない? そうですか?
それが、大学生になり社会人になると、明確な答えがあり勉強すれば必ず成績が伸びるカルチャーからどんどん離れてきました。そういう勉強が必要な職種の皆さんもいらっしゃるんでしょうが、わたしは自由なので。
あ、なんか、勉強してえな。
そう思ったときに、ふと思い立ったのが漢検でした。
他の資格試験系も一瞬頭をよぎったんですが、全く興味を引かれなかったので仕方ないね……。FPとか……一瞬頭をよぎったけど……。
準一級合格の道!
準一級の勉強は、簡単です。参考書を5周くらいすればたぶん受かります。
嘘です。いや本当かも。
心折れるポイントが「読みが読めない」です。受験を経た皆さんは漢字問題は「読めるけど書けない」だと思っているでしょう。
ふふふ、違います。読めません。
これが二級と準一級の大きな違いです。
バズっていた有名な俊彦(しゅんげん)、仲間の英彦(えいげん)のような「は??それはトシヒコとヒデヒコだろ???」から、
萱堂(けんどう)、荏苒(じんぜん)みたいな、純粋に生まれて初めて見たぞ???みたいなものまで存在します。
試験本番に出て読めなかった漢字で思い出深いのが弊袴です。
へい…へい……はかまの音読み!? と泣きそうになったのを覚えています。これは、同じ旁が付く漢字を頑張って探して、「誇大妄想のコだ!!てことは、これはへいこに違いない!!」と名推理をしました。しらね〜〜〜〜!!!!
書きですか?もちろん書けません。
個人的に最初の難関だったが、「壽」のシリーズです。いや「壽」自体もわかんないですけど、ことぶきです。波濤(はとう)、檮昧(とうまい)みたいな、旁に壽が入ってるの。書けない。あとは「土のう」の「のう」。土嚢。画数多すぎん?なんだこれ。王道で言えば、石鹸とか蝋燭とか螺旋とか。ヨメルケドカケナーイ。
もちろん、四字熟語もことわざ、故事もなんにもわかりません。というか、四字熟語はもう忘れてる、やばい。やばいやばい。
覚えてるものもありますよ!沈魚落雁、一顧傾城、羞花閉月とか……。全部私のことです。あ、美人って意味です。あと好きなのは魯魚章草。似ていて書き間違えるって意味です。おもろいわね。
参考書たち
わたしが使ったのはこれです。
基本的にこれを延々繰り返してました。
あとこのアプリに課金して広告を消して使っていました。
本腰入れて机で勉強する時は参考書、やる気がない時はアプリで勉強をします。
また、これら以外にも、試験が近づき補助的に使ったのがこちらの2つ。
漢検ポケットは簡単すぎて、漢検準1対策は難しすぎて、ひええ〜〜ってなりました。
また、ウェブサイトでは漢字ペディアさんと仲良しをしています。
漢字を入れたら熟語とかも出て来て便利。変換すら出来ない漢字は部首検索もできる。
あと、四字熟語オンラインさんもお世話になりました。問題集で解説がないのはここで調べてました。
漢字検定勉強の弊害
試験当日が近づくに連れ、どんどん追い込まれていくのは誰もがそうだと思うのです。
趣味で本を読んでいても「あ!これ準一級の範囲の漢字だ!!」「あ!!これも準一級の範囲だ!!かけるかな!?」「あ!!これを使った四字熟語が」と、全く読書に集中できません。
ていうか仕事中もなるし、街を歩いていてもなります。
「腱鞘炎」とか、「大腿骨」とか、この辺が範囲なので整骨院の前とかにいると大変です。あ~~~書けるかな?書けたかな!?みたいなことを考えてしまいます。
あとこれ、「拉麺」。はい、書けますかね。ラーメン。(でも拉は二級の範囲なんだよなあ……)
試験3日前くらいからはずっと漢字の夢を見ていました。悪夢です。
なんかね、ほんとうにグルグルグルグル漢字が出てくるんですよ、夢に。発狂しかけました。
漢字検定一級の道!
2024年は、一級を受けようかな〜と思っています。
漢字検定準一級から一級に変わって、まず最初に立ちふさがる難関があります。
それは、参考書が全然ねえ、ということです。
漢字検定準一級合格後のある日、わたしは紀伊國屋書店新宿店に向かいました。準一級で使用した2種類の参考書、それをそのまま一級版を買って勉強をしよ〜!と思いました。が。
ねえんですわ。
ねえ。
無い。
NOTHING。
What? Wow。 Fuuuuuuuuuuuuuuuuuuu!!!!!!!!!
ということで、問題集はありません。いやあります。ありますが、種類がないです。
とりあえずこれを買いました。というか、これしか選択肢がない。他のやつは過去問とか試験型とか、勉強するやつじゃねえ。
そして、ページを開くと訪れるのは絶望です。
なんもわからん。
偸安
鑰匙
欠缺
肉髻
乞巧奠
待って待って。なんもわからん。(いずれも過去問)
最近の私は「読みよりも書きのほうが楽……言葉の意味がわかる……アア……」と言いながら勉強をしています。読みの範囲は、意味が分からないんだよ!!!!
例えばこんな漢字が漢字検定一級配当です!
鏖
やった〜〜〜〜〜〜〜!!読める!!!!みなごろし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いつも書けないのが猥褻とか。絨毯とか、胡椒とか。ホラ、書けなくても意味がわかる!!!!!書き取りって気持ちが楽!!!!!!
読みに出てくる他の問題ですか?
この辺は覚えたやつだと、釁隙(きんげき)とか……打嚔(だてい)とか……和煦(わく)とか……咫尺(しせき)とか。
全然覚えてないのだと、流眄(りゅうべん)、欷歔(ききょ)、貶謫(へんたく)とか。なんだこれ。
あ、でも貶謫の「謫」は謫居のタクだな!って思いました。流罪にすることですね。
あ、知ってます?壁とか璧の上のやつ、この2つ以外にも使う漢字あるんですよ。劈く(つんざーく)。
は?
あ、最近はホトトギスにキレてます。
不如帰←許す 時鳥←許す 杜鵑←許す 蜀魂←は? 子規←??? 油点草←?????????? 郭公←カッコー!!!!!!!!(郭公草もホトトギスだょ)
あ!読めるのもありますよ。妲己とか。封神演義で見たやつ!あとほら、ほおずき(鬼灯/酸漿)とかも。(後半書けって言われたらまだ書けないな。)オタクで良かった〜〜〜〜〜!!!
あ、読みと書き以外はまだ何も手を付けてません。四字熟語もことわざもこわい。対義語類義語も無理。
無理では?????
おまけ
最近は漢字系のYoutubeチャンネルとかも眺めているんですが、漢字検定一級をとったひとたちが、どんどん「漢検配当外」の漢字を紹介しだしていて、僕は意味がわかりません。
則天文字
こういうの。
QuizKnockで有名になった「丿乀(へつほつ)」なんかも漢検配当外ですね。
みんなどこまで知ってるんだ!こわすぎる!!!!!!
という感じで、2024年漢字検定一級を受けますが、合格は何年か計画でやります……。
だれか、一緒に勉強しようぜ!!!!!!!!
三月ちゃんをいろんなイベントに出張させることが出来ます。ヤバそうなイベントに自分で行く気はないけど誰かに行ってきてほしいときに使ってください。