受験勉強に疲れたときに読むとちょっと良いことがあるかも知れない記事
今年もこの季節がやって参りました。今週末は共通テストですね。
ちょくちょくこの手の記事を書いている気がするのですが、自分も経験してきた道のりゆえ、どうも人ごととは思えず、お節介をお許し下さい。
受験生の方へ。
共通テストは時間との闘いです。とはいえ、あなた方はこれまでたくさんの勉強・模試・演習を積み重ねてきたと思いますし、直前の追い込みに励んでいらっしゃると思うので、私から偉そうなことを言うのは控えます。
私から言えるのは、「今までの努力を遺憾なく発揮できることを祈ります」ということくらいです。
模試の成績が振わなくたって、判定が良くなくたって、本番で合格点をたたき出した者勝ちです。これは日本の受験制度の良いところでもあり、悪いところでもあると思うのですが、とにかく日本の大学受験のシステムはそうなっています。
一発勝負で緊張している方も少なくないかも知れません。自信が無くなりかけたら、今まで勉強に用いてきた参考書、問題集、テキスト、ノートを見返してみましょう。
その全てが、今までのあなたの努力の証人です。お守り代わりに持って行くのもアリですよ。
試験当日、周りの受験生がやたら秀才に見えて焦るかもしれません。
大丈夫。その周りの人もあなたを見てそう思っています。
というか、そういう焦りを感じるのは、今まで頑張ってきた人の特権です。
緊張するのは、これまでの努力を無駄にしたくないと思うから。
周りが優秀に見えるのは、これまでの努力で太刀打ちできるだろうかと心配しているから。
緊張は敵ではなく頑張りの証。どうかつぶされないでください。
過度に緊張してしまうと、マークミスをしたり、いつもなら手早く解けるはずの問題で苦戦したりしてしまい、良いことがありません。
「お、自分緊張してる!頑張ってきたんだな~」くらいに構えて、緊張している自分を心のどこかで褒めてあげてください。
あとは、体調管理。
本番はどうしたって緊張するもの。そこにさらに体調不良が加わるとかなり厳しい戦いを強いられることになってしまいます。
睡眠時間を削るのはやめましょう。睡眠時間は記憶を整理する時間でもありますから、徹夜なんかしたらその日やったことがとっちらかったままになってしまいます。
「寝ているよ」という方。6時間睡眠を何日か続けると、酩酊状態や徹夜状態とほぼ同じ判断力になるというデータもあるらしいです。
潔く7時間は寝ましょう。飲酒解禁前から酩酊状態で試験に臨むことはなさいませんように。
先天的にショートスリーパーの方は数万人に一人くらいのレベルらしいので、みんな寝ましょう。
睡眠というのは生命体としてかなり無防備になる時間なのに、進化の過程で削られていないということは、それを上回るメリットがあるということです。まあ、私は専門家じゃないので詳しくは分かりませんけれども。
寝ると焦る気持ちも分かります。ライバルは今も勉強してるのかなとか、気にしてしまうでしょう。
何度も言います。寝ることで記憶を整理できます。
急がば回れということわざがありますよね。睡眠は、最高のパフォーマンスへの近道なんです。
さらに、1月2月は寒いです。私が住んでいる京都の冬は冷蔵庫を彷彿とさせます。
電気代よりあなたの体調のほうが大事です。暖房をつけて暖かくしましょう。
暖房をつけることでコンディションを整えられるなら安いものですよ。
受験は確かに運もあるかもしれません。
リスニングの環境、出題される問題の形式、山を張ったところが出るか…などなど。
とはいえ、自分でどうにかできることはどうにかしてしまいましょう。そうすれば、意外と良い運が回ってくることもありますよ。人事を尽くして天命を待つとも言いますし。
しがない大学生のつぶやきにすぎませんが、もしこの記事を読んだ方の心を少しでも軽くできたなら幸甚に存じます。