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放課後等デイサービスのニュースレター<今月号のコラムから>

  ある放課後等デイサービス事業所のニュースレターを書き始め、
今は、そこのコラムだけを担当している。
かれこれ2年以上になる。
今年の春からは地域おこしで関わらせていただいている奈良の限界集落<大塔>でのことをもっぱら書いている。
限られた文字数の中での寄稿なので、読みごたえはありませんが、
伝えたいことが伝わると良いな~と思っています。
最近では、スタッフの方が楽しみにしているようです。
今日は、そのコラムをシェアーします。

〈他者との関わりの中でみんな成長していく〉


 奈良の限界集落大塔(おおとう)で過ごす時間が増えるにつれ、少しずつそこでの私も生活に慣れてきました。
それでも、村から下に下りるとそれだけで、ずいぶん時間がかかって
しまうので、山から下りる時には、効率よくタスクがこなせるように計画を立ててその日を過ごします。

 他の人に下で処理する業務が無いかを尋ね、あるならその業務を請け負います。それほど、五條市内と大塔には距離があり、個人的には精神的な隔たりもあるように思います。

 先日は、職場の玄関先に「ミヤマクワガタ」がいたそうで、職場の方がみんなに見せにきてくれました。りっぱなあごでした。

 村の今が一番過ごしやすく、自然を満喫できる季節です。
これからは、川遊びも楽しめる時期となり、益々大塔村はサイコーの季節となるのです。
『川釣りなんかもできたら良いな~』と思っているので、自分でも試してみようと思います。
 どこの場所が子どもたちが遊ぶのに安全で適切か?を職場の地元の人に聞きます。聞きまくります。(笑)
 
 そのうちに、職員の人が即答できない問いに関しては、後日答えてくれたりするようになりました。

 私は、そんなに上手に誰とでも関われる性格ではありません。
いろいろこだわりもあるので。
 それでも、新しい環境に順応できるように努力はします。
何せ、新参者ですから。
謙虚にいろんな方に教えてもらえるようにお願いします。
そして、周りの人々はそんな私に親切で優しく接してくださいます。
本当にありがたいと思っています。

 そして、その状況は、一年生と同じなんです。
サポートしている小学生が今、私と同じように新しい環境に慣れる為に努力しています。
保育所の頃のようにすぐに『嫌だ~』と投げ出さず、嫌な事にも向き合いながらも『友達は十九人になった』と嬉しそうにしています。
嫌な事もたくさんあるだろうけど、周りの大人ができることは限られています。必要以上に大人が介入するのは良くありません。その状況を把握しながら、頑張りを見守るのです。そうしないと子どもに必要なスキルや力が獲得できません。
子ども時代にみんなで一緒に学び合い、育ち合うことが本当に大切ななのだと大人になってから実感しています。

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やまもと まゆみの世界感<発達障害って言葉が無くなること願って、大人と子どもの発達支える仕事してる>
個性といういろんな色がいろんな形で彩っていく美しい社会の実現を目指し 活動しています。 どうか応援、サポートお願いします。 今は、奈良の限界集落の地域おこし、オルターナティブスクールの創設、 組織内のダイバーシティ化推進を目標にがむしゃらに頑張っています!