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発達障害の気づきは様々な年代に点在する。
最近では、検診などで早めに気づく場合もあるけれど
知的好奇心が高くいろんなことへの探求心あふれるギフテッドの子たちや
知的な遅れがない自閉症スペクトラム症の子たちの場合はどうしても気づかれにくい。
あるいは、保護者が気づいても知的能力が高いので
支援の対象から外れてしまう場合も少なくない。

全検査IQの数値が高くてもその能力に顕著な凸凹があるとユニークさも顕著に表れるので、周りの教育者、養育者、支援者は注意する必要がある。

「注意する」ことは、周囲の大人がその子の可能性をつぶさないように「注意する」と言うこと。
自分たちの価値観や考え方でその子たちを捉えるのではなく
彼らの思考や捉え方を想像し、サポートする必要があると言うことです。
決してあてにならない「勘」や「主観」を基準にせず。

全検査IQ数値が高くなくても
境界域であっても
領域によってはうまくできる事もある。

上手くできるようになった事や上手くできる事も
苦手な事とうまく絡めて伸ばしていく工夫が必要です。

長くLOF教育センターに通ってきている子たちは
定型発達児以上に健やかに発達し、成長している子も少なくない。
その場合はさらに次のステップに導く手立てが必要となる。

最近は「ワーキングメモリー」の向上のための取り組みを
「随意運動プログラム」の中に組み込んでいる。
ここまでくると「療育」の域を越え
一般的に子どもたちに行われている「能力開発」プログラムと変わりないか
それ以上だ。
学習塾や運動クラブとはそもそも違うから、そういうところとは比較できないが。

素晴らしく発達して
「障害」を疑われた時期を「なつかしい。」とさえ思えるほどになる。

そうなる可能性を拓くためには家庭教育の役割はとても大きい。
低年齢の時にどれくらい「脳」が喜ぶことをして
社会に必要な「しつけ」と呼ばれるルールやマナー、礼儀作法を身に付けるか?

その発達、成長の前段階では
あちこちに興味が飛び、「多動」であることも多い。
「多動」であることは「脳」が喜ぶ「わくわく」を探しているにすぎず
強制的に抑制しなければならない不適応行動ではないのです。
あくまでも「発達の課程」です・

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やまもと まゆみの世界感<発達障害って言葉が無くなること願って、大人と子どもの発達支える仕事してる>
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