未経験でも戦略立案ができる広報に!基礎から実践まで一から学ぶ|広報講座
「広報に興味があるけど、勉強方法がわからない」「ひとり広報で自分のやり方が合っているか不安」など、広報スキルの習得にハードルの高さを感じる方は少なくありません。
さらに、経験者採用が多く、未経験から広報キャリアを切り開くことも難しいのが現状です。
一方で、広報の基礎は「書く」ことであり、ライターや編集者などライティングスキルを身につけた方と親和性が高い仕事でもあります。
そこで「書く+α」のスキルを学ぶ『Marbleスクール』では、インタビュー、編集を学んだ上で、広報講座を実施することで、短期間でも実践的な広報スキルを身につけることができます。
私はマーケターとして働く中で、PR視点の提案ができるようになりたいと思い、Marbleスクール3期を受講しました。
受講前は「広報戦略って何から始めたらいいんだろう?」と全くイメージがついていませんでしたが、受講後は広報未経験の私でも取引先に提案ができるまでに。ライティングスキルを活かしながら、活動の幅を広げたいと考えている方におすすめの講座でした。
この記事ではMarble3期生の私から、4ヶ月の受講期間で学べる「書く+α」のスキルのうち「広報講座」についてご紹介します!
(※講座内容は3期時点のものです。変更となる場合がありますのでご了承ください)
経営課題を把握して、広報戦略を立てられるスキルを。Marbleの広報講座
広報講座の講師は、毎月平均15〜20社の広報支援を行う多葉田 愛さん(以降、あいさん)。広報を軸に複数の事業を展開する株式会社FLOWの代表で、フリーランス広報チーム「ふたり広報」を運営されています。
Marbleは、現役のフリーランスが講師を務めるのが特徴。現場レベルの情報を体系的に学べるので、すぐに実践の場で活かせるのがうれしいポイントです。広報講座では、「広報戦略を立案し、企業へ提案できる状態になる」ことをゴールに、基礎編・プレスリリース編・戦略編の3つの講座と課題に取り組みます。
▼学習内容の一例
広報の基礎知識
プレスリリース執筆
企業分析
広報戦略立案
書くスキルを活かして広報視点を身につけたい方、未経験から広報にチャレンジしたい方、必見の講座です。
フリーランス広報の第一歩!広報の全体像を把握する|基礎編
初回の講座では、広報用語の解説、業務範囲や手法、心構えまで、広報の実務に必要なスキルセットとマインドセットを学びます。実務に重要な情報が詰め込まれていて、2時間の講座時間があっという間に過ぎていきました。
経営と密接に関係する広報業務は、経営者へのヒアリングなども重要な業務。未経験の人にはハードルの高い内容でも、目的や準備する項目など、要点をまとめて丁寧に紹介してもらえるので、早速実践してみたくなります!
広報担当者は目標を達成するために、広報手法の引き出しをたくさん持つことが重要です。プレスリリース制作やメディア・SNS運営など、具体的な事例と共に紹介があるので、実務イメージも具体的になりました。
メディアに響く三方良しのコンテンツ設計|プレスリリース編
2回目の講座は、広報の基本であるプレスリリースの執筆です。プレスリリースの目的や期待される効果、PRバリューの取り入れ方など、事例を交えて学びます。
後半ではプレスリリース配信ツールの実際の管理画面を共有し、操作手順をデモンストレーション。配信までのフローをひと通り学ぶことができました。
講座中に、チャット欄を使ってそれぞれが気になったプレスリリースをシェアをするミニワークもあります。自分以外の受講生の視点も聞けるのは、リアルタイム型の講座ならではの良さですね!
経営課題に合わせた広報戦略を提案|戦略編
最後の講座は戦略編です。多岐にわたる広報施策ですが、時間や予算、リソースには限りがあるため、企業の課題に合わせた広報戦略を描くことが肝要です。
講座では、実際の企業を題材にマーケティングのフレームワークを使って分析をしたり、目標設定を考えたりしました。
ステップを細分化し、順を追って考えていくので、初めてでも納得感の高い戦略を立てることができるように。リアルタイムで質問もできるので、疑問をその場で解決しながら学習を進めていくことができます。
難易度はぐっと上がる印象ですが、それだけ頭と手を動かして戦略的に考えることが必要な広報の実務を体験することができました。
プレスリリースから戦略提案まで、広報実務が体験できる実践的な課題と添削
広報講座では、各回に1つ課題が用意されています。選択制の卒業課題で広報を選べば、最大4つの広報課題にチャレンジすることが可能です。いずれも講師のあいさんから直接フィードバックがもらえるのも魅力です。
基礎編:広報に関する有益記事のリサーチ
プレスリリース編:「Marbleスクール次期受講生募集」のプレスリリースを執筆
戦略編:広報戦略を作成
戦略編の課題では、好きな企業を1社選び、広報戦略シートを作成します。講座の内容をもとに、企業の広報媒体や競合のホームページなどをリサーチ。経営課題を推測し、KGI・KPI等の目標設定から、SWOT分析、広報アクションをプランニングするなど、具体的に戦略を組み立てていきます。
選択制の卒業課題で広報を選んだ場合は、広報講座の総集編として、より詳細な広報戦略プランを立案します。そのまま企業に提案できる内容まで作り込んでいくので、実際のお仕事にも繋がります。
講師あいさんからの個別フィードバック
講座を受講するだけでも、広報業務への理解がかなり深まりますが、課題に対して的確なフィードバックがもらえるのもMarbleスクールのうれしいところ。
広報戦略を立てるためのSWOT分析に対しては、「この部分を深掘りしてリサーチしてみましょう」、広報戦略に対しては「題材企業の“独自性”を活かした戦略にしたいですね。この部分を深ぼってみましょう」など的確なアドバイスをたくさんいただきました。
講師全員に共通しますが改善点だけでなく「これはいいですね」とポジティブなフィードバックももらえます。初めてのスキルを習得していく過程は不安ですが、「この考え方は間違っていないんだ」と小さな成功体験も得ながら学べるのは、課題添削が含まれているMarbleならではです。
受講後にはクライアントに広報戦略を提案!広報講座を通じて身につけたこと
広報は業務範囲が広く、短期間でスキルを身につけることができるか不安に思っていましたが、実践的な講座と課題で、広報に対する解像度が高くなりました。プレスリリースの執筆や提案書の作成ができるようになったので、さっそく取引先企業に広報視点の戦略や施策の提案をしています。
インタビュー講座、編集講座で身につけた視点が、広報に活きることも実感できました。また、同期のアウトプットにも触れることで、個人で受講するより何倍も多くのことを学べたと感じています。
今後は、同期やMarbleコミュニティのメンバーとチームを組んで、広報提案ができたらいいなと思っています。
今まさに広報業務に携わっている方はもちろん、今の仕事に掛け算で「広報」スキルを身につけたい方に、ぜひおすすめしたい講座です。「広報は難しい」と思っている方こそ、ぜひMarbleスクールで学んでみてください!
〈文=はづき(@haachan_s21)/編集=粒衣 杏(@tsubuan_desu)〉