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フォーム修正応援プロジェクトvol.1 (再掲載)
はじめに:外村
ご無沙汰しています!外村です!
大会の中止ラッシュに気持ちが落ち込んでいる人も多いのではないでしょうか。。
実際私も4つが中止となり、早くも京都マラソンでシーズン終了となりました。。
気持ちを切り替えるのはなかなか難しいですよね。。
しかし!!
こういう時こそ、市民ランナーの皆さんに何かできることはないか?
と考えたところフォーム改善が真っ先に浮かびました。
私はよく、市民ランナーの皆さんから
どんなフォームが正しいのか分からない自分はフォームのどこを改善すればいいのか分からない
などの言葉をよく聞きます。
市民ランナー高速化プロジェクトのイベントでもカッコいいフォームやトップ選手のようなフォームになりたいなどと言うご要望をたくさん頂きました。
私は現役の頃は親や友人にトラックレースのビデオを撮ってもらい、自分のフォームについては(良い悪いはそこまで分かっていませんでしたが。。)ある程度分かっていました。
しかし、ロードレースが多い市民ランナーの皆さんにとっては、じっくりと自身のフォームを見て考える機会ってあんまり無いような気がします。
そこで、本当はシーズンがまだ続いていてレースに向けてバリバリ合わせてきたはずなのに。。。という皆さんに対して九鬼さん、竹澤さんにプロフェッショナルな視点でランニングフォームの極意(?)について書いて頂こうと思います。
過去2度実施したイベントでも出来る限りはみなさんにフィードバックしましたが、今回は文章で見ていただきたいと思います。
但し、「自分のフォーム」というものはもちろん大切です。
・変わったフォームだな
・あまり綺麗なフォームではないな
と周りからそう見えていても実は理にかなっていて、とても省エネだったりもします。
長年共にしてきたフォームを完全に変えると逆に力んでしまいタイムが落ちる可能性もあります。
ですので、完全に変えるのではなく自分らしさを残しながら改善すればタイム向上の一つの要因となるということを忘れないでください。
昨日の竹澤さんの記事で紹介されていた、購読者の方の結果報告を読みました。自己ベストを19分も更新して2時間30分を切った報告してくださいました。
その中で、竹澤さんと九鬼さんが指導されている「走る以外のトレーニング」が良かったという話もありました。
こんな時期だからこそ、走る以外のトレーニングに目を向けるのは大切だし、こんな時期じゃないとそこまで時間を割けないと思います。
そこで、「フォーム改造に関する記事を書いて欲しいです!」要望したところ。。
竹澤さんから、ランニングフォームのポイントを写真付きで説明してもらうことができました!!
そして、そのランニングフォームのポイントをもとに、フィジカルのトレーニングを九鬼さんが、走りに繋げるためのトレーニングを竹澤さんがそれぞれ動画で解説してくれました!!
分かりやすいし、何より、けっこうきつくて筋肉痛がくる感じです。。
このチャンスにフォーム改造に取り組んでみませんか?
ここからは九鬼さん、竹澤さんにつなぎたいと思います!!
最後に、私の(個人的な)究極の理想は
〜レースでもジョギングのように見える〜
ことです。
それでは!!
ランニングフォームのポイント:竹澤
それでは、この「ランニングフォームのポイント」は、竹澤が担当します。フォームを改善するためには、やみくもにトレーニングをするのではなく、ポイントをしぼってフォームを修正しないといけません。そのために、ランニングフォームのポイントを抑えて、より効率的なトレーニングができるようにしておきたいですね。
このラインより上のエリアが無料で表示されます。
私が、ランニングフォームを見る上で最も重要であると考えているポイントは、④接地から⑤支持中期です。
速い選手と遅い選手の最も大きな違いは②滞空期の移動距離であり、④と⑤のタイミングで地面の真下に接地し力強く地面を押す(叩く)ことができればその後の滞空期で大きく距離を稼ぐことができます。
ストライドをいかに確保し、ケイデンス(=ピッチ)を落とさないかが速く走るために大切なことだと私は考えています。
そして、ストライドを確保する上で重要な役割を果たすのが中殿筋です。中臀筋が上手く働かないと接地から支持中期のタイミングで膝を固定することが出来ず、地面に大きな力を加えることが出来ません。
この動画では④左足の接地時に重心の位置が後方に残っています。今後、④の接地時に胸と膝が一直線上で着地できるようになってくれば、ブレーキ動作が減りもっとストライドを確保できるのではないかと考えられます。この選手も、もう少し中臀筋を強化する必要がありそうです。
フォーム改善のためのエクササイズ(2種類):九鬼
ここは九鬼が動画で説明します。主に、竹澤さんがコメントしてくれた内容をもとにエクササイズをいくつか紹介していきます。これは連載で徐々に難しくしていけるように、引き出しを準備しておきますね!
少し竹澤さんがランニングフォームのポイントで説明してくれていたのは、股関節へのアプローチなので、そこを主に攻めたいと思います。
では、早速。1つ目のエクササイズはこれ。レッグレッグサークルというエクササイズで、中殿筋に刺激を入れるエクササイズです。実際にやってみると、中臀筋に「じわっ〜」と効いてきます。次の日には筋肉痛がいい感じで残ると思います👏
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