見出し画像

ヴァレンタインよりも余ったチョコホイップよ

一週間いや三日ほどフライングして、ヴァレンタインにシュークリームを作った。

家人はチョコレートそのものがあまり好きではない。
ただし、生クリームは大好き。
ならば生地にココアを混ぜよう。生クリームにチョコレートを溶かしてホイップして、チョコレートホイップにしよう。決まった。

一日で生地とクリームを作るのは時間がかかる。子どもと作れば尚のこと。
ならば土曜日に生地を作ろう。
日曜日にはクリームを作って詰めよう。

焼き上りは黒糖饅頭(わたしの技量の問題)


計算を誤ったのか。
作ったすべてのシュー生地に詰めても、クリームはボウル半分余ってしまった。
まずい。生クリームは日持ちしないのに。
ホイップして空気が入った時点で菌が入るらしい。持って2、3日。

はじめて製菓用のチョコレートフレークを入れてホイップしたが、
クリームそのものはすこぶる美味い。おいしすぎる。
ただし、ちまちま食べて美味しさを発揮するもので、
れんげですくって食べるものではない。
トーストにも塗って食べた。すこぶる美味。
ただし、パンにひろげたところでたかが知れている。こまった。


チョコレートホイップを使ったレシピをあわてて検索する。


あった、あった。ウィンナーコーヒーだって。
酸味のつよい珈琲を持て余していたから、甘味と合わさって良いじゃない。
たしかに喫茶店でクリーム乗っているものね。
あれと一緒だ。


作ってみたら、まぁ美味。

レシピのように薔薇が乗ったようにはならないが、
雲がただよっているくらいの風情はでた。
よくよくかんがえたら、ココアにのせても良いのか。
チョコレート✖️チョコレートになるけれど、
ヴァレンタインのおこぼれと思えばそれもよし。

クリーム、珈琲の熱で即溶ける


肝心の家人はといえば、チョコシューを出しても
「ああ、うん」
といたって通常運転。
結局、チョコレートに舌鼓を打ったのは私だった。

ココア生地はこの本を見て作りました


いいなと思ったら応援しよう!