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詩の可能性

卒業に寄せて、卒業文集の原稿を書きました。
私は昔から詩が大好きなので、ひとつ詩を送りたくて1ヶ月近くじっくりと考えて
たくさんの詩集に触れてきました。
その中で、今でも手放せずに取ってある本が一冊あります。
大学時代、友達が誰も取っていない授業を一人で受けに行っていたあのテキスト。
とある近代詩手帖です。

谷川俊太郎「二十億光年の孤独」で締められているのがなんとも味わい深く罪深い作りなんだ・・・!
と7年ぶりにじっくり手に取った本から新たな学びを得ました。
詩と触れ合う時間は自分が守られているような不思議な感覚になります。

それに詩のことを考えていたこの1ヶ月、久しぶりにとてもワクワクしました。
仕事やお金に関係なく、シンプルな興味からくるワクワク感。

こういう綺麗な気持ちって忘れたくないと思っているのに
いつの間にか指の間からすり抜けていってしまうから
この世界のたくさんのものに触れて
いつでもあたらしい綺麗な気持ちでいられることを
大切にしていきたいですね。

ようやく原稿を書き上げて提出したから、
今日はぐっすり眠れそうです。
おやすみなさい。

♡を押してくださる方、ありがとうございます。
こんなちっぽけな私の文字が、思いが
遠くのどなたかに届いていると思うと、
とっても嬉しくて幸せな気持ちになります。

2022.2.2

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