#9ブーケガルニを使う機会が果たして来るのか。/コトノハーバリウム
「ブーケ」(bouquet)とは、花束という意味の英語である。(正確にはフランス語からの借用語)。これは洋風の結婚式が普及した日本ならば、ブーケトスに関連して割とわかる人は多い外来語だろう。
では、ブーケガルニ(仏 bouquet garni)ならどうか。知っている人は料理の上級者と言えよう。
ブーケガルニとは、肉料理や魚料理に対して、その臭み消し・香り付けをするための香草類の束のことを指す(現物は見たことがないので、私の中では未確認物体も同然なのだが)。
「ブーケ」はその束々しい様子を表し、「ガルニ」とはフランス語で「付け合わせ・引き立て役」を意味から転じて、料理の縁の下の力持ち的存在であることを表しているという。 また、中世ヨーロッパの文献に登場するほど昔から使われていた食材らしく、今や洋食には欠かせない(らしい)。
私自身は見たことがないのだが、調べたところあの大手食品メーカーS&Bでも束ではなく袋入り(麦茶のパックのような感じ)だが販売しているらしいではないか。(余談だが、S&Bは、もともと太陽(Sun)と鳥(Bird)がシンボルだったことが由来。現在はSpice&herBのSとBとしてロゴに表記されている。)
ブーケガルニの材料というのは厳正に定められているわけではないが、参考としてS&Bのブーケガルニの材料をあげておこう。サイトによると、ローレル、セロリ、タイム、パセリがブレンドされている。(私にとってはローレル、タイムもほぼ初めましてな言葉だけれど、スマートにスルーしておこう)
ということで今回は「ブーケガルニ」を紹介したが、既に知っていた/見たことがあった人がどれだけいるのかとても気になるところなので、そんな人はぜひ教えて欲しい。
今後展開されるであろう一人暮らしでの料理生活においては、ブーケガルニのような知らない材料にフォーカスを当てる日が時たまにあっても、面白いのかもしれない。が、いつの日になるかは分かったことではない。
ではまた。
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