吉田真大(Mahiro Yoshida)

駆け出し。

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マガジン

  • コトノハーバリウム

    • 39本

    あなたの日常に彩りを加える(かもしれない)言葉や知識をお届け! 私やライターたちの独断と偏見で選んだ言葉を不定期更新。

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駆けだしの書きだし。

 誰がどう見ても新参者。 どう展開するかなど、自身も知らない。 「以後お見知りおきを」とか言ってみたい、 ある大学生のnote、第一幕。 いちもじめ。 記念すべき初投稿である。もちろんまだ読者の明確な像は見えてこない。したがってほぼ独白状態で、常体で書き連ねることとしたい。その前提を読んだうえでもし「読者への敬意がないだろ!」と叫ぶ方、いや呟くくらいなのかもしれないが、そんな方がもしいたら、その人はここでドロップアウトせざるをえない。これは私が書きたい文章や効率のためには仕

    • #32 omokazi&torikazi / コトノハ―バリウム

       久しぶりの投稿は、方向を転換したいという話。これまで、私は「知らない言葉」を何気なく取り上げようと探すこと、そしてそれについての記事の「何気ない(?)書き出し」を捻出することに少しばかり苦労していた。そこで、題材の根源をいっそのことオープンにしてみようかと考えたのである。  私は、(自他共に認める)(特に早押しの)クイズホリックだ。実は、これまでの31語の記事は全て、クイズアプリで取り組んだ問題の中から食指が動いた言葉を拾ってきたものである。しかし、さも街中や本で出会った

      • 辛子色で、個人的な、矛盾。

         秋が訪れ、私の住むところでは一年のうちの僅かな期間しか来ない「一年続けば良いのに、なレア気候」である。もう少しで冬の足音がすると思うと、既に炬燵が恋しい気すらしてくる。  今年は、例年よりも外に出ていない。したがって服に気を配る必要性も低下し、なんだか寂しい。そんな私は辛子色が好きだったりする。マスタード色とでも言えば小慣れて聞こえるのかは知らないが、とりあえずそんな秋の深まりにふさわしい色である。  例えば今これを書いてる自分もGUで買った辛子色のTシャツを着ているし、

        • 【シリーズ化なるか】折角書いたレポートを、教授に提出するだけではもったいないので、発信してみる試み。

           実にタイトル通りである。(ただ、原文のままではなく、少し口語っぽく改変・省略した点はある。)今回は「学ぶこと」について哲学してみた。   今回のレポートでは、「学ぶこと」をテーマとして選んだ。その中でも「これからの学ぶ態度」について自身の考えを述べたい。そのためにはまず、「学ぶこと」のその輪郭について考察しなければならない。 学び、二種類説  「学ぶこと」について考える上で私がまず重要だと思うのは、「学ぶ」という行動のそれぞれを「それが自主的か否か」によって二つに分類す

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        • コトノハーバリウム
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        記事

          コトノハテスト/コトノハーバリウム

           今日は、5人同時投稿ということで、他の人に負けない記事を作るためにはどうしようかと思い、こんな作戦にでた(毎日投稿の本当の最後に相応しいネタが何かを決めきれなかったということは大きな声では言わないでおく)。  確実に正攻法ではないので何ともいえないのだが、1ヶ月分の総復習になればいいなと思う。また、あまり読んでないよという人もこれをきっかけに気になる記事を見つけてくれたら幸いである。  参加するためには、下のGoogleフォームに回答を選択または入力していけばよい。カンニ

          コトノハテスト/コトノハーバリウム

          コトノハーバリウム新章突入。

           8月4日から毎日投稿を1ヶ月間(#1〜#31)続けてきたわけだが、毎日投稿を終了し、不定期更新に移行したい。(定期更新が良いのはわかっているが、なにぶん頻度も未定なので現時点では不定期とする)  理由としては、題材を決める際に探さざるを得ないために毎日時間が取られ過ぎてしまうためであったり、折角なら頻度を落としてもっと質の良い記事をあげたいということが挙げられる。それらの上で「せめて1ヶ月は」と事前に思っていた期間が終了したからである。  拙い文章ではあったが、全部読ん

          コトノハーバリウム新章突入。

          #31 日々躑躅を続けるのみ。/コトノハーバリウム

           今日は、ここまで続けてきた連続投稿においては最終日としたい。ただし、コトノハーバリウムは継続するので、今後の詳細は別の記事に詳しい。  さて、今日のコトノハは「躑躅・彳亍(テキチョク)」である。これは「少し歩いて佇んでを繰り返す」という意。  ちなみに訓読みだと、躑る【たちもとお−る】(あちこち歩き回る)、躅む【ふ−む】(ふむ、足踏みする)と読む。また、どちらも漢検一級の範囲ということで、道理で読めないわけだ。  「躑躅」という漢字を見て、あるお花を思い浮かべた方がいた

          #31 日々躑躅を続けるのみ。/コトノハーバリウム

          #30 呪文?トリスカイデカフォビア。/コトノハーバリウム

           ヒトという動物は、吉凶に左右されすぎているようにも思える。  朝のニュース番組といえば、どの局でも占いに類するものを放送するイメージがある。私は結果が良い時は信じ、悪い時は信じないという都合の良い見方をしている。バーナム効果×プラシーボ効果である。  今日紹介するコトノハは、ギリシャ語由来の言葉、「トリスカイデカフォビア」(Triskaidecaphobia)である。「Tris」が3、「Kai」がアンド、「Deca」が10、「Phobia」が〜恐怖症の意で、「13恐怖症

          #30 呪文?トリスカイデカフォビア。/コトノハーバリウム

          #29 ラテマネーってなんだね。/コトノハーバリウム

           リモートワークや、オンライン授業に勤しむ人も多いこのご時世では多少減ったかもしれない。ラテマネー。  今日は早速コトノハの紹介から入りたい。今回紹介するコトノハは、「ラテマネー」である。区切り方は、ラテ・マネーである。  ラテとはカフェラテのことで、ラテマネーとは「日々の生活で無意識に使ってしまう些細な出費」を意味する言葉である。これは資産コンサルタントであるデイビッド・バックによる著書「自動的にお金持ちになる方法(原題:A UTOMATIC  MILLIONAIRE)

          #29 ラテマネーってなんだね。/コトノハーバリウム

          #28 ビコリム戦争、歴史的には結構重要(かも?)/コトノハーバリウム

           現代はインターネット隆盛、情報の海である。安全な航海をするには海域選びも重要だが、航海士の能力も問われる。  私が記事を書くときはインターネットで一通り調べるのだが、Wikiediaはそんな私御用達の超絶便利サイトである。あんなことからこんなことまで記事がある。インターネットネイティブ世代に限って言えば、使ったことない人の方が少ないのではないかと思うほどの便利度・浸透度である。  さて、ここまで読んで不思議に思う方が少なからずいたのではないだろうか。表題語と文章の書き出

          #28 ビコリム戦争、歴史的には結構重要(かも?)/コトノハーバリウム

          #27 エコルシェを想像してたら上達する説。/コトノハーバリウム

           自分ができないことをできる人には、尊敬の念しかない。私にとっての三大尊敬種目は、料理・音楽・書道だが、今日は4位の話。「美術」である。  私自身、絵心が皆無だとは思わない(少し悪意を持って「画伯」と呼ばれる人はみんなそう云うが)。ただ、やはり集中力や色彩感覚に関しては、上手い人のそれとは格が(悪い意味で)違う。  私の場合、特に物を見る「眼」が養われていないことが、イマイチな絵を描いてしまうことの第一の理由に挙げられそうである。 「絵は目で描く。」これはどっかで聞いた

          #27 エコルシェを想像してたら上達する説。/コトノハーバリウム

          #26 役にたつ耳たぶ型。/コトノハーバリウム

           「ネジ」と言われたら、どんな形状を思い浮かべるだろうか。  私は、円筒もしくは円錐に螺旋状の溝が入っていて、いわゆる頭の部分に様々な形状の穴が彫られている。と、私は想起した。  では穴の形はどうだろう。最も一般的であろうプラス、マイナス、や、家具を組み立てるのに使うような六角、くらいが日本では知られているだろうか。  さて、今日紹介するコトノハは、「ヘックスローブ」である。これはネジ穴の形状の名前で、アキュメント社が商標登録している「トルクス®」という名称で通常は使わ

          #26 役にたつ耳たぶ型。/コトノハーバリウム

          #25 水は方円の器に随うが、水と人では決定的に違う点がある。/コトノハーバリウム

           お酒やタバコというのは、百害あって一利もない(依存者の多くは、その利を「コミニュケーションの時間」と主張するが、お酒やタバコがなくてもできるので戯言の域を出ない)。なのに人はなぜ呑んだり吸ってしまうのだろう。  心底残念に思うのだが、私の友達に未成年でお酒を飲んでしまったり、タバコを吸ってしまった人がいた。しかも1人ではない。  私はまだ19歳なので経験したことはないが、どちらも依存性があることは周知の事実である。そんなのわかりきっているのにどうして踏み外すような真似を

          #25 水は方円の器に随うが、水と人では決定的に違う点がある。/コトノハーバリウム

          #24 誰が御免を蒙ったのか。/コトノハーバリウム

           「一年を 二十日で暮らす いい男」。これはあるサイトで紹介されていた川柳だが、この一年の暮らしを二十日で稼いでしまうという「いい男」が指し示すのは誰のことだろうか。  ヒントは二十日で、これは十日×二回のことなのだが、今の様式とは違うのでわからなくても当然である。  正解は力士である。十日×二回というのは、昔の春と秋の二場所が十日ずつ開催されたことに由来している。  今でも勿論人気があるが、江戸時代において上位の力士はまさにスーパースターといった人気があったようだ。

          #24 誰が御免を蒙ったのか。/コトノハーバリウム

          #23 リポグラムに挑む。/コトノハーバリウム

           今日はリポグラムという言葉遊びに取り組みたいと思う。もうその規範を知る人は致し方ないが、知らない方はその規律を推測しながら読了なさることを希望する。  最近はとても暑い日が続き、何をするにもやる気が消失するくらいだ。かったるい身体にムチを打ち、「パンをこんがりと焼いたもの」に「蜜蜂の努力の塊」でも塗ったものを食するとしようか。  久方ぶりに早起きをした私は、まなこを擦りながら光を放つ板に注目する。福岡に位置する球団の監督を親に持つ俳優が真ん中で司会業を行う今日は水曜日。

          #23 リポグラムに挑む。/コトノハーバリウム

          #22 Who have the sixth sence? Sharks do with Ampullae of Lorenzini. /コトノハーバリウム

           タイトルは英語で調子に乗ってしまった感があるが、本文は全文日本語なのでご安心を。  あなたは第六感を信じるだろうか。私は断固として信じない。ただし、それは「ヒト」の場合。  今日紹介するコトノハは「ロレンチーニ器官」である。これはサメの鼻先にある感覚器官のこと。これがあることによって、サメは第六感を使うことが可能になるのだ。  サメが使うことのできる「第六感」とは、「電気を感じ取る」ことである。  サメが海中で獲物を狙う時は、まず敏感な血の匂いを感じ取り、次に目で位

          #22 Who have the sixth sence? Sharks do with Ampullae of Lorenzini. /コトノハーバリウム