スマホが学力を破壊する
東洋経済が衝撃的な記事を掲載しました。
スマホが子どもの脳を破壊し、学力を奪う、という記事。
インターネットをほぼ毎日使う子どもは、脳における前頭前野をはじめ、記憶や学習に関わる海馬、言葉や感情に関係する領域などの発達がほぼ見られない、という衝撃の記事。
これはいわゆる「生きるチカラ」と評される「非認知能力」の低下に直結しています。
一方でロンドンのタクシーの運転手は前頭葉がとても発達している、という研究発表があるのをご存知だろうか。
ロンドンの市街地は一方通行が多く、一般ドライバーでは目的地にたどり着くのが非常に困難。
しかしロンドンのタクシー運転手はそんな複雑な道も全て記憶して、把握しており、頭の中で地図を描きながら目的地までの最短距離を導き出せるのだそう。
前頭葉は使うことで能力が高まることがわかっているのだ。
ここでオリエンテーリング。
オリエンテーリングというスポーツは、「なるべく短い時間で目的地までたどり着くルートを自己選択して、前に進む」スポーツである。
すなわち、ロンドンの市街地と同じく、地図を読んで自分なりにに最短時間でたどり着くルートを考え出し、実行する能力が求められる。
実際「地図を読む」という行為は前頭葉の能力を高めることは既によく知られている。
このオリエンテーリングをベースにしたオリジナル総合教育メソッド、「地図育®︎」はまさに子どもたちの前頭葉を育てる存在と言えよう。