意外に進んでいたSNS利用に関する世界各国の規制
先日の総選挙の開票特番を見ていたら、こんな情報を目にしました。
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えっ、オーストラリアでは子どものSNS禁止?と驚いて詳細を調べてみました。
狙いは子どもを性犯罪やいじめから守り、屋外での遊びやスポーツへの参加を促すこと。
オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、SNSが「社会的な弊害を引き起こし、子どもたちを本当の友だちや真の体験から遠ざけている」と指摘した。禁止する対象年齢を最大で「16歳未満」とする方向で調整している。
具体的には、650万豪ドル(約6億1000万円)を投じて一定の年齢に満たない子どものSNSへのアクセスを遮断するシステムを開発し、試験運用する方針、とのこと。
もう一つはブラジルでは最高裁がXの利用禁止を8月末に禁止、したというニュース。
その結果、ユーザーのうち1/3のメンタルが改善したとのこと。
SNSは個人の情報発信ツールにもなりうるわけで、表現の自由の規制にもなりかねない気もしますが、それ以上に人のメンタルや脳活動への悪影響に国レベルで規制がかかっている、ということですね。
特にオーストラリアでは「SNSがリアルな体験を遠ざけている」という理由で首相自ら規制に乗り出しているとは驚きです。