なんとなくで生きてきたので、「本当にそう思ってるの?」と聞かれると本当はそんなことない気がするし、「それじゃやっていけないよ」と言われると、そうかぁやっていけないかぁ、、となってしまう。 私がおかしいのか、周りがおかしいのか。 もっと曖昧に、赴くままに生きさせてくれませんかね。
私が中学生くらいの頃から、祖母に散々勧められていた三島由紀夫。当時は名前もタイトルも固っ苦しくて敬遠していた。けど20を過ぎた今になって読んでみると、良い、あまりにも良すぎる。 言葉を操ることに対して、下手な小説家にありがちな意気込みや暑苦しさのようなものが無く、それでいて圧倒的な語彙と唯一無二の表現力を持ち合わせているため、読んでいるこちらも気持ちが良い。 読み勧めていると分からない単語や、地名が頻出するが、そこは雰囲気とノリで補うのである。 私が三島文学を読むにあ