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澤木興道老師のことば

2008年9月父が亡くなりました。
母から電話で病気のことを知らされたのは2008年2月
末期がんで余命いくばくもないとのことでした。
ショックで半日その場で動けませんでした。
入院中、平日は田舎にいる母や妹たちが交代でつきそってくれ
私は土日に電車で約4時間かけて父に会いに行ったのでした。
父の病院に向かうくろしお号の中
通った数か月何度も繰り返し読んで心を落ち着かせてくれた本があります。

『澤木興道老師のことば』(櫛谷宗則 編)


『澤木興道老師のことば』(櫛谷宗則 編)
重苦しい辛いどうしたらいいかわからない本当にへんてこりんな気持ち
そんな心をすっと中心にあるべきところにもどしてくれる。
私にとってそんなことばが詰まった本です。
私は編者の櫛谷氏の座禅会でスタッフとしてお手伝いさせていただいたことがありそのご縁でこの本に出会いました。
初めて読んだときはひぇ~って感じの衝撃でした。
何なんですか、この澤木興道老師ってお方は!と。
(編者のセンスがいいということだとも言えるのですが)
ヨーガと禅は似ている。
そのようなことを佐保田鶴治先生はおっしゃったそうです。
(佐保田鶴治先生は師匠の師匠)
本当にその通りだなと思います。
では一番初めのことばをシェアします。本文は縦書きです。
おのれを抜きにすれば、
 人生すべてのことで解決しない問題はない。
はい!
ごちゃごちゃ言ってる自分に喝!そんな感じ(笑)
17年前から今までずっとこれからもです。


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