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犬のしつけで必要だと思ったこと

朝、一番で動物病院に行ってきた。

細菌性の膀胱炎だった。
くすりを飲んで様子を見る。

メープルは動物病院が大好き。

動物看護士さんにかまってもらうと、嬉しくてしっぽフリフリ。

なんならお尻までふってアピールする。

どこに行っても人気者。


私が最初に犬を飼ったのは、2000年4月のこと。

家を持ったら犬を飼いたいと思っていたので、念願叶って嬉しかった。

キャバリアのメイ。

優しく頭のいい子で、夫婦で夢中になった。

子犬はいるだけで可愛い。

よちよち歩く姿も、おもちゃで遊ぶ姿も。

「ワン」と吠えることができず「キャン!」とかん高く吠えるのも可愛いかった。

何を見ても興味深々。
見るものにとりあえず吠えてみる。それが子犬だ。

そんな可愛い子犬もやがて大きくなる。

そして、しつけをしなければ無駄吠えをしたり人を噛んだりしてしまう。

子犬のしつけには根気がいる。

人間の子供のように言って聞かせて理解するわけではないから、
同じことを何度も何度も繰り返して教える。

何度も教えると「お手」や「おすわり」というと、
こちらの言うことを聞いてくれるようになる。

慣れてくると、どんどん覚えてくれるのでそれも楽しい。

私がメイにしつけをした時に思ったこと。

「お手」はできなくていい。

社会の中で共に暮らしていくのに必要な
最低限のルールが守れたらそれでいい。

そして、小さな子に

「この犬噛む?さわって大丈夫?」

と聞かれた時に、自信を持って

「絶対噛まないから触っても大丈夫だよ」

と言える子にしたい。

虹の橋を渡ったメイ、モモ、

そしてメープルも。

どの子も人懐こくて、誰に対しても吠えたり噛んだりすることはない。


今日もメープルはみんなにかまってもらってご機嫌だ。

この子たちがいてくれたからあちこちで声をかけられ、
ご近所さんとも仲良くなれた。

大きな病気でなくてよかった。

カードで休むメープルを見ながら、

「いつまでも元気で」

とそっとつぶやく。



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