焦りは禁物
入会している音楽教室のコンクールまで2週間を切った。
一生、歳をとっても楽しめる趣味。
一人で楽しめる趣味。
物が残らない趣味。
これをクリアしたのが子供の頃習っていたピアノだった。
これまで習ったり辞めたりしていたが、4年前全国展開の楽器店のピアノ教室に通い出した。
始めてみると楽しくて、子供の頃からこんなに練習していたらよっぽど上手く弾けたのに…。
と思うのは、自分で月謝を払っているから。
そしてついに新しいピアノを買ってしまう。
分相応かどうかはわからないが、今回コンクールに出ることにした。
以前審査なし、講評のみのトライアルに出たことはあるが、コンクールははじめて。
今年から「シニアの部」ができたとのことで、立派なシニアはそちらでエントリー。
今、絶賛練習中。
指の動き、手首の動き。
思うような音の強弱、音の大きさ。
そして、暗譜。
注意を向けるところは細部にわたり、
練習していると自ずと限界が見えてくる。
思うようにならない自分をどうやって鼓舞していくか?
難しい。
昨日、ふと前回コンクールに出た時の講評を読みたくなった。
課題曲は違うが、参考になることがあるかもしれない。
楽譜がしまってある棚の奥から、5名の審査員の講評を引っ張り出して読んでみた。
その時の課題曲はショパンのワルツ18番だったが、
「三拍子を味わって」
「最後の音を丁寧に」
こんなことが多く書いてあった。
今の曲も
「最後の音を丁寧に」
「讃美歌のような曲を味わいながら」
ここを意識してやってみたら、今抱えている課題がクリアになるような気がする。
ラストスパート。
焦らず、焦らず…