見出し画像

ハルメク世代の私が読んでいた雑誌たち

今はスマホ一つでなんでも調べられる時代。

インターネットもスマホもYouTubeもない時代に生まれた私たちは、雑誌と共に生きてきた。

幼少期からネットが普及した現在まで、
雑誌からたくさんの知識、情報を得てきたことに改めて気がつく。

⭐︎よい子と幼稚園
「よい子」を読んでいたのは、
母の意向だったのだろう。
「ピッキーちゃん」というおさるさんの漫画が好きだった。

⭐︎小学館と学研の学習シリーズ
「小学○年生」は小学館の学習雑誌。
「学習」または「科学」は学研の学習雑誌。
母の偏見で、漫画のない学研の「学習」を読んでいた。
付録は科学の方が面白そうだった。

今ではありえないけれど、1年生の時は学研さんが校内で契約者のみに販売していた。

⭐︎中一時代とコース
旺文社の「時代」と学研の「コース」
「時代」は確か山口百恵さんがCMに出ていたように記憶している。
私は時代派

ノートの取り方とか勉強のコツみたいなことが載っていた…かな?
付録が欲しくて買っていた。

両雑誌ともに1990年代に廃刊になっている。

⭐︎セブンティーン
中学の時、同級生から借りて回し読みしていた。

当時流行っていたベイシティローラーズのグラビアが見たくて貸してもらっていた。

⭐︎non-no
高校を卒業してから読むようになった。
特にファッションに興味があったわけではなかったが、トラッド系が好きだったので参考にしていた。

あくまで「参考」で、部分的な取り入れが精一杯。

東京にいても雑誌に載っているようなカフェには行ったこともなく、旅もしたことはなかった。

1986年に「men'snon-no」が出た時には、「男子でもこういう雑誌読むんだ!」と驚いた。

⭐︎LEE ・SAY・とらばーゆ
就職してから時々読んでいた。
LEEとSAYは1983年創刊。

当時から30代あたりをターゲットにしていたので、少し背伸びして読んでいた。

仕事柄転職なんで考えられなかったのに、時々読んだ転職雑誌「とらばーゆ」

「そんなの読んで辞めるの⁈」などと今ならパワハラだろう言葉を先輩から言われていた。


⭐︎すてきな奥さん・おはよう奥さん・ESSE
結婚したら思わず買ってしまった。

ここに老舗の「主婦の友」が今どきになって加わっていた。

結婚したばかりの頃はウキウキ気分で読んでいたっけ。

そのうち、目的は付録の家計簿になった。

友達は
「私は素敵な奥さんじゃないから買えない!」

って言っていた。

でも彼女はハーブ料理が上手な「素敵な奥さん」だった。

ESSEは主婦が中堅になっても読める雑誌。
縁あって介護保険のコメントをさせていただいたことがある。

テレビとコラボしていたのも珍しかった。

⭐︎たまごクラブ・ひよこクラブ
残念ながら唯一手に取る機会がなかった雑誌。

たまごからひよこになって子供が小さい時にはずっと読める雑誌…なんだろうな。

無縁の人には痛い雑誌。

⭐︎いぬのきもち
たまひよは買わなかったけれど「年間購読」を初めてやってみた雑誌。

最初のわんこが来るのと時を同じくして創刊された。
特にしつけのことは参考にさせてもらった。

「お散歩バック」なんていう響きが新鮮で、付録目当ての購読だったかも。

⭐︎暮しの手帖
図書館に行くと、今でも時々手に取ってみている。

まだ「商品テスト」が掲載されていた1990年代に、家電を買う時に参考にしていた。

変わらぬデザイン。
温かみを感じる雑誌。

⭐︎ハルメク
すごく気になっていた。
でもなぁ。
ラジオCMで内容を聞いていて、

「私はまだまだハルメク世代じゃない」

と勝手に思っていた。

幅が広いハルメク世代。
もう入り口に立っているじゃないか?

読みたい記事があった。

それは
「スマホの困った」

それほど困っているわけではないのだが、付録にも心がくすぐられる。

そういう世代なのだ。

定期購読のみなので、いぬのきもち以来四半世紀ぶりに申し込んでみた。

読んでみると…

楽しい!

色々な分野のことが書いている。
写真も豊富で綺麗だ。

漫画はないけれど、子供の頃から今まで読んできた雑誌の中身をギュッと一冊にまとめた感じだ

なかなかうまくつくられている。

私はバッチリ「ハルメク世代」だったのだ。

旅、相続、スマホ、料理、体操、編み物、洋裁…。

記事を読み、とっておきたいものは外してファイルしておく。

編み物や洋裁は、母が興味がありそうなものは渡してみる。

レース編みのコースターが気に入ったようだ。

幾つになっても雑誌は私たちの日常を豊かにしてくれている。

来月号も楽しみにしている。

#66日ライラン
#day50
#毎日note




いいなと思ったら応援しよう!