287/【犬】メープルが繋いでくれた縁
メープルと一緒にお散歩していると、よく声をかけられる。
同じく犬を散歩させている「お散歩友だち」
子供たち。
小さな子を連れているお母さん。
メープルがいなかったら、話すことはなかったであろうご近所さん。
メープルは私たちをたくさんの人と繋いでくれている。
本来キャバリアが持っている人なつこい性格が全面に出ていて、
ほとんど人見知りをしないメープル。
小さい子に触られても、吠えたり甘噛みしたりすることはない。
ここだけの話、本当は小さな子は苦手。
できれば短時間で解放してほしいと思っているのだが、
そこは14歳の高齢犬。
お首にも出さず、じっと座って良い子にしている。
小さい頃のトラウマで大型犬は苦手だけれど、
自分より小さなわんちゃんとも、上手に挨拶できるし遊ぶこともできる。
一昨日の夕方は散歩の途中で畑仕事中のご近所さんに会った。
メープルを見かけるといつも声をかけてくれる。
そして
「春菊持っていく?」
と言って、片手に余るほどの春菊を採ってくれた。
「天ぷらにすると美味しいよ!」
とのこと。
ちょうど天ぷらの予定だったので、美味しくいただいた。
春菊の独特の香りが優しかった。
昨日の朝はお散歩友だちだった
蓮ちゃんの家の傍を通ったら、
サニーレタスをいただいた。
採れたてのサニーレタスは、ほろ苦くて爽やかな味と香り。
朝食のサラダに加えた。
縁もゆかりもないこの地で暮らしはじめて、今年で28年になる。
そのうち24年は犬がいるので、
この地で楽しく暮らしていけているのは犬たちのおかげだと思う。
メープル14歳。
寝ている時間が多くなり、この夏の暑さを越えられるかどうか微妙なところだ。
最初に家族になったメイ、次にやってきたモモ、そしてメープル。
彼女たちが繋いでくれた縁を大切にしていきたい。
そしてメープルとの穏やか日が一日でも長く続きますように。