わからない若者のことば
昨夜テレビのニュース番組を見ていたら、若い女性アナウンサーが
出演者に
「ぶっちゃけどうでしたか?」
と質問をしていました。
テレビという公共の場でアナウンサーから飛び出した「ぶっちゃけ」に一瞬耳を疑いました。
「ぶっちゃけ」の意味は、
「本当のことを言うと」とか「素直に言うと」らしいです。
若者の間で使われている言葉ですが、ニュース番組から聞こえてきてびっくりしました。
「ぶっちゃけ」はどうも馴染めません。
馴染めない言葉がもう一つ
「エグい」です。
「ぶっちゃけ」の使い方はわかりますが、「エグい」はどう使うのかわかりません。
こんな意味なのに、若者は感動した時に使っているようです。
エグいには「どぎつい」と言う意味もあって、そこから転じて「すごい!」と言う時に使うらしいです。
「エグい」は聞くたびに頭の中に?マークがたくさん。
「この人は目の前のことが嫌なのか?」
「そのわりにはニコニコしながら話しているけど?」
「このエグいの意味は?」
私にはわからない「エグい」を会話の中に自然に取り入れている同年代の人を見ると、?マークが出てきます。
「この年でもエグいを使うのか!」
「エグい!」
???
自分もわけがわからなくなってきた。
こんな今時の若者言葉を聞くたびに違和感を感じています。
気取るわけではないけれど、きれいな日本語をできるだけ正しく使いたいと思っています。
そうすることで自分の気持ちも整って、穏やかになれるのです。
これから先も「エグい」はわからないし、新しい若者言葉がわからないままオロオロするんだろうと思います。
もうそれなりの年齢なので、昔ながらの日本語がきちんと使えればそれでいいと思っています。
それにしても、日本語が難しい世の中になってきたようです。