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261/【お灸】もぐさはこうして作ります

先日のもぐさ作りの記事にコメントいただきありがとうございます。


この記事は、わたし@自分のために書くnoteさんのマガジンにも
加えていただきました。

ありがとうございます。


これに気をよくして、
今回はもぐさを作る工程を書いてみたいと思います。


準備するもの
・乾燥させたよもぎ
・石臼
・胡麻をあたるミル
・もぐさを集めるハケ
・できたもぐさを入れるもの

それでは早速作りはじめます。

準備完了

昨年乾燥させたよもぎをこれくらい
石臼に乗せて
引く!
この時点ではまだまだひきが足らない
こんな感じで下はほぼゴミ
上に付いているものを集めてミルヘ
ひたすらミルを回す
新聞紙の上に落ちたものはゴミ
これぐらいできた!
これをまた石臼にかける
今回も下はゴミ
上についたものをミルにかける
この作業を何度も何度も繰り返す
そしてできたのがこれ!
最初の乾燥よもぎと比べると10分の1ぐらい
さらにミルをかけてきれいにする
手前が夫が授業で生徒と作ったもぐさ
奥が今回作ったもぐさ



ここまでだいたい2時間超。

ミルにかければかけるほど、もぐさは滑らかに、きれいなものができます。

家で揃えられる道具に限界があるのと
(石臼もミルもいいものは値段が張るのです〕

私たちに根気がなく今回はここまででしたが、

高級もぐさが100g一万円ちかくする理由がよくわかりました。

(業者さんは機械も道具ももっといいもので作るのです〕

そして、原材料になるよもぎ、

できたもぐさや施術に使うなど、
今まで以上に大切にしたいと思いました。

なんといっても国産のよもぎでないと良質なもぐさはできないのです。

よもぎだけでなく、鍼や鍼管などの道具。

ひいてはあんまをする自分の手も、
これまで以上にケアしていこうと思います。

鍼灸あん摩マッサージの施術の技術だけに眼が行きがちですが、

技術以外の部分を大切にすることが、
ひいては技術向上につながることを感じたもぐさつくりでした。

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