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なみだをふいて

よるになったら、こころが泣いてる。
涙を拭いて。

夜に なったら
心がパサパサする。

真っ黒になる。

夜とおんなじ色になる。

今日は 星が みえるかしら。

真っ黒な闇に覆われないで
きらきら輝く 何か

明日になったら 元気な太陽が
出てきてくれるって
わかっているから

今日もぱさぱさでまっくろで、ぽろぽろと 涙を
流しながらねむりにつくの。



自分の性格が悪いことなんてわかっている。
自分の性格が荒んでいることもわかっている。

でもそれをわかった上で、わたしは人に優しくしていきたいと思うし、
出来る限り気を使って、
みんなが楽しんでいける環境を作りたいと思っている。

だからずっとわからない。

仕事はできるし想いはあるけど、
伝え方が下手くそで言い方が厳しくて怒りっぽい社員。
世界が自分を中心にして回っている人。

彼女の影響で何人アルバイトが辞めたんだろう。
ひとつのチームを壊していく人が、
果たして優秀と言えるんだろうか。
仕事が早い、仕事ができる人=優秀なのだろうか。

そんな彼女がカリスマ的存在になって、
崇拝されるのはなんでなんだろう。

今まで彼女のことをイヤイヤ言っていたのに、
わたしに散々相談してきたのに、
彼女が辞めるときには涙を流して寂しがっていたのはなぜだろう。

自己啓発本が世の中にもたらす良い影響ってなんなのだろう。
優秀な人は自己啓発本から本当になにかの学びを得ることができるの。
彼女が自己啓発本を毎週のように読んでいるのは、
本当に彼女が優秀な証なの。

自己啓発本って、思考をやめさせる本じゃないの。
彼女の謎のカリスマ性に圧倒されて、
思考できなくなってるだけじゃないの。

彼女の良さがわからないわたしが間違っているの。
みんなと同じ考え方ができないわたしの心がひねくれているの。



世界中のひとが、

もっと豊かなこころが持てたら。

心に余裕を持つことができたら。

もっともっと人に優しくできて、
みんなが相手のことを考えて行動することができて、

明日もだれかのためにがんばろうって


みんなが思えるようになるのかな。


わたしはこころがひねくれている。

捻くれているなりに、考えてきたから
同じくひねくれているひとの気持ちもわかるし

いろんな挫折を経験してきたから
多少のことじゃ負けないようにもなってきたのだけれど


やっぱり何もしらなくて純粋で真っ白で
一切の疑問を持たずに
自分のことを信じて
目の前の人を

信じることが
出来る人が

結局はいいのかもしれないんだけれど

わたしはそんな、

現実の醜さをしらないひとと仲良くなりたくない。


やっぱりわたしは捻くれている。


あーーーーーーーー。
荒んでばかりの日々なのだけれど。

荒みながらでも頑張れるのが捻くれているわたしの強みだから。

明日になったら太陽が出てきてくれるって、
昨日も思ったのだけれど
今日も同じことを思って寝るよ。

人って成長していくものだから
大人になっても真っ白のままなんて気持ち悪いよね。

以上。



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