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激痛地獄、襲来

さて、一個前のnoteで
「宣戦布告」と言いました。

私自身、深く傷つき、今もなお
精神的なショックで諸症状が出ている事。
それは間違いのない事実としてあります。

もちろんこれからお話することも
事実ですし、話を盛ることはいたしません。
どんな事があったのか、どうぞ聞いてください。


骨盤腹膜炎

という病気を皆さんご存知でしょうか。
大体その病名を入れて調べると
婦人科系の臓器や骨盤付近の臓器の
ウイルス性の炎症により腹痛が起きる事が
主に書いてあります。

私がその病名を告げたれたのは
6月の始めでした。

その直前に、私は何年かぶりの風邪をひいて
内科にて、風邪薬を処方されて服薬していました。

そして6月の始め、夜中にビックリするような
腹痛で目が覚め少し耐えていました。
そこから必死にリビングへ行き
頭痛薬と「便秘薬」を飲んで
充電式の湯たんぽを温め、それを抱いて浅い浅い眠りについたのでした。

なぜ「便秘薬だったのか」というと
私は便秘気味で、すぐ下腹部が張り痛くなる事が
度々あったので、今回もそれの酷いものかと思い
咄嗟の判断でそれを服薬しました。

しかしながら、翌朝目覚め
いつもの様に便通があり、ほっとしていたのもつかの間
昼過ぎにはまっすぐ立っていられない程の
下腹部痛に襲われていました。
一瞬救急車を呼ぶか迷いました。

でも、呼ばなかったのは
「もし、これが便秘だったら」
「そんな事で救急車を?と思われたら」という
なんとなくの罪悪感があり

実家の母と旦那さんに連絡をして
今すぐ内科に行く!と準備をしてタクシーで
内科に行きました。

もうその時はすでに、寝ているのも辛く
発熱と腰を曲げていても
歩いたら下腹部に響くような痛さがあり
タクシーの揺れさえも響いて痛かった。
それでも私は「風が悪化した」もしくが「便秘がひどくなっちゃった」ということと
早く病院に…という意識だけで必死に受付を済ませ
待合室で自分の番を待っていました。

そして、診察
内科のお医者さんは最初「胃腸炎かな…」
と言っていましたが
私が「歩くと響く」「仰向けで寝るのも辛い」「便は普通に出た」ということを聞いて
すぐに尿検査と、血液検査をすることに。

ちなみに私は採血がものすごく苦手です。

そんな苦手意識も忘れるくらい
されるがままの状態で採血をされ結果を待ちました。

再度診察室で告げられたのは
「骨盤腹膜炎」という病名でした。

そして次の日朝一番で「婦人科に行った方がいい」こと
応急処置の抗生剤と痛み止めを出すこと
そして、血液検査の結果CPR(炎症反応の数値)が
通常、0.05であるのに対し
私の数値は「15.5」だったことを告げられました。

その時はそれを聞いても
「はい、明日婦人科に行きます」ということしか
考えて答えることが出来ない状態でした。


そして翌日の朝一で婦人科に
血液検査の結果を持って、まだ腰を曲げながら
診察を受けに行きました。

すぐに婦人科でも尿検査、血液検査をし
内診と分泌液の検査、子宮頸がんの検査
そして念の為と性病の検査も行われました。

婦人科の方たちは皆さん優しく
「横になって休んでいなくていいの?」
「無理しないで言ってね」と声をかけてもらいました。

しかしその時もまだ
事の重大さには気づいていない私。
「寝てても痛いので…」と座って待ちました。

そして検査結果は
「全て異常なし」ただし、先程言った炎症反応が
やばいレベルで出ていること
「よく救急車呼ばなかったね」と言われて初めて
「あ、私、そんなにやばかったんだ」と知りました。

しかしながら
婦人科の先生曰く
骨盤腹膜炎はウイルスが悪さをして炎症を起こして
痛みが出るが、エコーをやってもCTをやっても
写真には何が原因でこうなったのか映らないこと。

まずは「抗生剤が効くことを祈ろう」ということ
「但し、婦人科の臓器は何も体に悪さをしていないこと」を説明されました。

そして「きっと婦人科ではない可能性が高いこと」
「どこに行っても対処方法は抗生剤を出すことは変わらないこと」を踏まえても
痛い中、病院をたらい回しにされるよりは
抗生剤を出すから婦人科にいつでも来てくださいと
温かいお言葉をかけてくれました。


そして一週間抗生剤と痛み止めを服薬
再度、婦人科に行き採血をし
CPRが正常値に戻っていたので
お医者さんも、看護師さんも私も安堵していました。


そして6月の末に
骨盤腹膜炎が
また超短期間で地獄の再発をしてしまうのでした。


───────to be continued

まぴこ

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