棚倉町の認知症啓発へのかるた活用 #375
このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国の市町村での取り組みなどを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事をもとにテーマを決めたまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介していますので宜しければご覧ください。
かるたを使った認知症の啓発や交流する取り組みが少しずつ進んでいます。
過去にもnoteで2つの地域を紹介していますのでご覧ください。
今回、福島県棚倉町では、高齢者と県立修明高校の高校生が「かるた」遊びを通じて交流し、認知症や高齢者、介護についての理解を深めています。
取り組みは町を挙げて認知症対策に取り組む町社会福祉協議会の声掛け。
「いきいきかるた」は、介護経験のある町民の団体「亀楽(きらく)の会」が読み札を作成し、取り札の絵は、修明高校ボランティア愛好会の生徒らが担当しています。
この共同作業が非常に良いと思いました。
そしてコメントでも先生が「生徒へさらに福祉への関心を高めていけるように活動していきたい」と話され、高校生からは「これからも高齢者とのコミュニケーションを深めたい」と前向きな内容もあり皆にとって良い取り組みとなっていると感じました。
現在様々な地域で社会交流が減ってはいるものの、人と人とのつながりを持ちたい人は多く、そのきっかけが「かるた」だったのだと思います。
自治体が行う認知症施策として費用面などもで取り組みやすい内容として広がって欲しい内容だと感じました。
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