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七田式の認知症予防 #441

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。
「知っておきたい認知症保険」の記事をアップデートしました。


七田式の幼児教育は有名ですが今回の対象はシニア向けになります。

大阪に本社を置く株式会社フェアリーは、「認知症予防の為のシニア向け脳トレクラス」を、運営する「七田式なんば教室」にて開講しました。

幼児教室での25年間の育脳トレーニングの経験を基にした内容で、シニアの健康寿命を延ばすことを目的にしています。

教室開催のきっかけも書いてありました。

認知症を患うと本人よりも家族に大きな負担がかかり、生活様式が一変する可能性を秘めています。そのため教室により認知症発症可能性のある高齢者を抱える家族の方の不安やストレスを軽減することを目的にしています。

実際に会社代表の母親が認知症を患い始めた時に、予想を大きく上回る不安とストレスがあったようです。それは仕事に影響があっただけではなく、これまでの家族の生活スタイルを大きく変えざるをえない状況に陥っています。

そのため認知症は患ってから治療を始めるよりも予防に取り組む方が非常に大きな効果があることがわかり、今回の認知症予防のトレーニングを実施することになりました。

このように身近に認知症の家族がいて介護を経験した方は予防の大事さを実感し、行動に移す方は多くいらっしゃいます。また一方で介護経験を活かし、その体験談を現在困られている方にお話しされることもあります。

つい先日、認知症の人と家族の会の総会を録画された動画で見ました。
現状として会員数は減少しており、総会で会員の集客を呼び掛けていました。

ただ認知症の人と家族の会であれば、身近な方の介護が終わり卒業された方は会員も同時に離れるのが通常かと思います。ただ上記のように介護経験を活かし、それを伝えようと残られるかもいらっしゃいます。

今回予防の大事さを実感された方のように身近に認知症当事者の方がいた方は共生と予防どちらにも関心が出るのだと思います。

認知症の人と家族の会も”備え”という形でも予防も含めた団体にすることで会としての価値がさらに高まるのではないかとこの記事で感じました。

治療ではなく“予防”で家族の不安とストレスを軽減! 「認知症予防の為のシニア向け脳トレクラス」を 大阪難波で6月1日開講

出典 @press

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