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40代歯列矯正レポ 【コラム】|上あご裏のボコボコ|骨隆起について
先週(25/2/26)放送の「ホンマでっか!?TV」は
「歯とお口の健康SP」というテーマで
矯正・噛み合わせの話もあり、私にとっては
タイムリーな情報を得られた放送回でした。
※25/3/5(水) 21:00までTverで観られます↓
今回は、番組内でも取り上げられていた
“骨隆起”についてお伝えします。
骨隆起ってなに?
歯科医院の検査、こんな話もありました。
「つまこさんの上あごの裏がボコボコしてるのも
噛み合わせから来てると思うんですよね。」
ん? 上あごの裏って、
みんなボコボコしてるんじゃないの?
上あご裏ボコボコがデフォルト過ぎて
気にしたことすらなかったので
この事実はちょっとしたカルチャーショックです
この口の中のボコボコは骨隆起というそうです。
骨隆起とは、骨が過剰に発育し、歯茎の下に
丸いコブのようなものができた状態のこと。
統計的には、成人の10〜20%程度の人に見られると言われています。
骨隆起の種類
骨隆起はできる場所によって呼び方が違います。
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私の口にできている、上あご裏のボコボコは
口蓋隆起にあたります。
口蓋隆起は、上あごの真ん中よりやや後方あたりに膨らみができます。
骨隆起ができるメカニズム
骨は、過剰な力が加わった時、
負担に抵抗して骨を厚くしようとします。
“上あご”って、実は“左右の骨と骨が繋がって”できていて、噛む力はそのつなぎ目に集中するそう。
口蓋隆起=上あご裏ボコボコは、つなぎ目に過剰な力かかって骨が厚くなる、というメカニズム。
歯ぎしりや食いしばりもあごに過剰な力がかかりますよね。骨隆起は歯ぎしりやくいしばりが強い人に多く見られるといいます。
私は家族から「寝ている時静かだよ」と聞いていたので、歯ぎしりしていないと思っていました。
ところが…
音がしない歯ぎしり(クレンチング)かあるというじゃないですか!
あご裏ボコボコがある以上、歯ぎしり食いしばりをしている疑いは高いと言わざるを得ません…
骨隆起は治療が必要?
痛みがなく日常生活に支障がなければ、
基本的に治療の必要はないそう。
ただし、
骨隆起の原因となる過度の負荷を軽減することはしていきたいですよね。
具体策としては
・ストレス管理を行う
・ナイトガード(マウスピース)を使用する
などがあります。
歯ぎしりの原因の多くは“ストレス”だと言われています。ストレス解消がうまくいかないと、
身体が無意識に発散しようして歯ぎしりを起こすんだそうです。食いしばりも同じです。
ストレス管理…できるものならしたいですがね。
上あご裏ボコボコを防ぐ方法より
ストレス管理の仕方がむしろ知りたい…
まとめ|骨隆起は歯ぎしりのサインかも
みなさまは口の中のボコボコ、ありましたか?
骨隆起の原因は、実はまだはっきりわかっていないそうで、遺伝的な要因の方もいるそうですが、
ボコボコを見つけたら、歯ぎしり食いしばりをしているサイン、ストレスを感じているサインと捉えて、自分をいたわる機会にしてもいいかもしれません。
気になった方は、
“骨隆起” ぜひ調べてみてください。