前言撤回。
今日もお疲れ様です。
noteを書き出してから3本目。今日は題名にある言葉について書いていこうと思います。
みなさんはこの「前言撤回」という言葉にどんな印象をお持ちでしょうか。
ネガティブ??はたまたポジティブ??
世間一般では前者な気がしています。
僕も、政治家が失言をしてしまったときに保身の為や事象の応急措置として使われているイメージです。
ですが、この言葉はほんとにネガティブ一色なのでしょうか。
僕はそうは思いません。
この言葉はもっとポジティブに、もう少し気楽に使われるべきなんじゃないでしょうか。
辞めること、変えることへの恐怖
人は何か物事にゴールや目標を設定することがよくあると思います。
仕事で昇進する。
部活動で全国大会を目指す。
大企業に就職する。
各世代・年齢でその都度設定してきたと思います。
僕にもありました。
高校進学時には、全国高校サッカー選手権への出場を。
大学進学時には、プロサッカー選手になることを。
夢を持つこと、目標を設定して進んでいくことは、何の間違いでもなく、
むしろとても素晴らしいことです。
ですが、こういった一度掲げたものを辞めること、取り下げることにはとても抵抗があるんじゃないでしょうか。
「自分は今までみんなにこうやって言ってきたしな。」
「もしかしたら、そこを目指しているから自分のことを応援してくれているのかもしれない。」
「別のものを掲げようとしたら、どんな反応をされるのだろうか。」
自分で掲げたものが突如足枷のようになってしまう。
引き返す怖さ、自分がどうみられるかへの怖さ。
自分が決めた道を曲げてしまうような気がするし、
怖さがあるゆえに変えることや辞めることに抵抗ばかりできてしまう。
こうなってしまうなら、いっその事夢や目標なんて持たない方がいいかもしれません。
目的・軸
少し関係なさげな話かもしれませんが、、、、
そもそもみなさんは、夢や目標が目的と一緒になていませんか??
プロサッカー選手になること。
大企業に就職すること。
結婚すること。
年収1000万に到達すること。
僕個人としては、これは人生における目的と全くの別物だと考えています。
今まで並べてきたものは、すべて手段だと思うのです。
必ず夢や目標の裏側には、
「なぜ叶えたいの??」、「それを達成してどうしたいの??」
という理由が存在するはずです。
この、「なぜ」とか「どうしたい」という部分が人生の目的になる部分であり、「軸」と言われるものだと思います。
この「目的」、「軸」がズレなければ、どんな道でもどんな手段でも間違いはないと考えます。
なので、大学入学時や入社時に掲げた目標が、子供のころからの夢が変わることを‟悪”とする必要はないのです。
むしろ変わることの方が必然かもしれません。
大事なのは‟軸”や‟目的”をしっかり持つこと、それをブラさないことです。
どんな方向から進んでも、どんな道を歩いても、たどり着く場所が一緒であれば何も問題はありません。
1つ目の題目で書いた事に絡めていくと、
掲げてものは取り下げたっていいんです。
みんなに宣言したことが変わったっていいんです。
そこをためらう必要はないんです。
‟前言撤回”して新しものにチャレンジしたり、違うことを目指したりしていいんです。
何度も言いますが、その裏側にぶれない軸と目的さえあれば、問題ないと思います。
条件
先ほどまで、「変えてもいい、変えてもいい」と言ってきて、手のひらを反すようですが、この‟前言撤回”が効力を持つには条件があると思っています。
それは、、、
立ち止まらず、進み続けているということ
です。
例えば、
自分の軸が、「社会の役に立つ、人の役に立つ人間になる」だったとして、
その手段で東大を受験をする予定でした。
でも、「やっぱり海外の大学を受ける!!」と変えました。
この時、、
「やっぱり海外の大学を受ける!」といった後、寝てたらどうでしょう。
他国語の勉強に取り組んでいなかったらどうでしょう。
こうなってしまうと、逃げたと思われるかもしれないし、応援されることはないかもしれません。
ですが、「海外の大学を受ける!!」といった後、必死で勉強し、学校でも成績を上げて、となると、
受験先を変えたということにとやかく言ってくる人はいないと思います。
手段を変えるのであれば、そこに必要な努力は絶対にすべきであり、前に進むための時間と労力は割き続けなければなりません。
このもがき続けること、あがき続けることを辞めたとたん、‟前言撤回”という言葉は、効力をなくし、マイナスな言葉でしかなくなってしまうと思います。
最後に
これまでに書いた事を簡潔にすると、
手段は変えてもいい。
目的と軸はブラさない。
前言撤回には発動条件あり。
ということです。
どんな手段であれ、理想に近づけるのが一番。
みなさんが様々なチャレンジをした先に、最高の景色があることを願っています。