5月20日 25時50分


近くのスーパーに買い物、

まだみんなマスクを着用している。


娘はカットメロンに一直線。


レジに並ぶ時も

一定の距離を保つ。




まだ気を緩める事が出来ない状況。








本を読んでいたら、吉田茂元首相の話が出てきた。




敗戦後の日本、

GHQのマッカーサーと吉田氏の会話、


「餓死者が出るから食料輸入をして欲しい」

と、マッカーサーに交渉、

「日本の数字は杜撰(ずさん)だ」

と、責めるマッカーサー。




「戦前に日本の統計がもし完備していたなら、あんな無謀な戦争はやらなかったろうし、もし完備していたら、勝っていたかもしれない」

と、吉田氏が返したという。



もう一つ、

選挙活動中にコートを着たままぶっきらぼうに演説をする吉田氏に対して

「外套(がいとう)を取れ!」

と野次を飛ばされた際に、



「外套(がいとう)を着てやるから、街頭演説です」


と、




断片的ではあるが、

この2つの逸話を目の当たりにして、



こういった会話の中での切り返しの能力という物が、人の魅力に繋がるのかなと、




相手と関係性や、それを見る第三者の視線、その後、起こりうるであろう当事者や、多方面でリアクション、

色んなバックボーンを踏まえて、

ギリギリを攻めたり、ユーモアを持ったり、

発言に対して奥行きがある事が凄く魅力的に感じる。





吉田茂元首相について

今後もチェックして行こうと思う。


「和製チャーチル」



そして、僕も落語にもっと触れてみようと思う。





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