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【読書記録3】町田そのこ『月とアマリリス』

こんにちは、🍦マオ ¦ 読書記録 です 。
2025年3冊目には読了したのは、町田そのこさんのプルーフ『月とアマリリス』でした。

2025.01.15読了

北九州市の高蔵山で一部が白骨化した遺体が発見された。地元のタウン誌でライターとして働く飯塚みちるは、元上司で週刊誌編集者の堂本宗次郎の連絡でそのニュースを知る。
遺体と一緒に花束らしきものが埋めれられており、死因は不明だが大きな外傷はなかった。警察は、遺体を埋葬するお金のない者が埋めたのではないかと考えているという。
遺体の着衣のポケットの中には、メモが入っていた。部分的に読めるその紙には『ありがとう、ごめんね。みちる』と書かれていた。
遺体の背景を追って記事にできないかという宗次郎の依頼を、みちるは断る。みちるには、ある事件の記事を書いたことがきっかけで、週刊誌の記者を辞めた過去があった。
自分と同じ「みちる」という名前、中学生のころから憧れ、頑張り続けた記者の仕事。すべてから逃げたままの自分でいいのか。みちるは、この事件を追うことを決めた──。

Amazonより

こちらは小学館さんのwebマガジン「STORY BOX」で連載されていた町田さんのサスペンス巨編です。

「STORY BOX」はコチラから読めます!

町田さんはほぼ全ての著作を読んでいる大好きな作家さんのひとり。『コンビニ兄弟』の2.3.4巻はまだ積んでいるけど(残しているとも言える!)、その他は全部読んでます♥

町田さんは母娘の話やひとの死に触れる作品が多かったりするのだけど、ミステリーやサスペンスはあまり書かれないので、これはまさに町田さん新境地!という感じ。

福岡県県北九州市で白骨化した遺体が発見されて、事件記者のみちるは遺棄事件としてこれを追うのだけど……作中に出てくるいろいろな立場、考え方の女性たちを描きその実態を詳らかにしていく様は流石の町田さんというか、ただのミステリー作品ではなかなかできない骨太さ。ア〜〜ッッあれもこれも話したいのだけど、言えない!発売前だから、まだあんまり言えないのがもどかしい!!!読みながら、「ああ、、🤦‍♀️」となる文章も多く、たくさんドッグイヤーしてしまいました。

自分の書いた記事で人を傷付けてしまった過去があるみちる。彼女は新しい事件を追い、様々な事情を抱えた人たちと関わり、何を思いどうやって記事に落とし込んでいくのか。みちるが辿り着いた事件の真相は、どう世間に届けられていくのか。

発売まで楽しみにお待ちください。発売は、2025年2月27日頃!小学館からです!🌕

ちなみにここに写っているスタバの期間限定のやつは本当におすすめしないです。もう期間終わったので大丈夫かと思いますが、来年の自分へ覚書です🙅‍♀️

気になった方は是非こちらから☟☟☟


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