99%の人が最後にいく場所
火葬場、日本で亡くなったら99%の人間が最後に行くところ。
わたしの感覚でいうと、人間という存在から、骨になり、空(くう)になっていくところ。
なんとなく謎めいていてよく分からない、火葬場職員の業務内容だったり心持ちやご遺族との関わり、昔に起きたありえない事件などなど…実際に携わってきた人から語られるリアルさに引き込まれた。
YouTubeで淡々と話されている雰囲気が好きでよく聞いていたけど、文章からも感じられてあっというまに読み終えてしまった…!なんだかもったいない気持ち笑
いつものように取りとめないけど笑、そのままを書き出したく。
わたしは今まで3回ぐらい火葬場に行ったことがある。
初めてのときはあんまり覚えてないし、あとは胸がちぎれそうな想いだったので思い出さないようにもしてきた。
本の中でも綴られていたけど、骨上げを終えたときにやっと現実味を感じたしひとつの区切りになったのはすごく覚えてる。
「あ、もうこの世にはいない」と。
次の日からわたしたちは現実を生きていかなきゃいけないから、一つ目の区切りがここだった。
人間が人で在る最後に立ち会う、葬祭業の人たちはどんな思いで働き、具体的に何をしてるの?って気になる人にはぜひ読んでみてほしいなあ。
スタッフの人たちの淡々とした姿勢に助けられたし、おもっきり感情を出すこともできた。
究極のサービス業だと思うもの。
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