一時退院まで
2024年11月19日(火)
ストマからようやくまともに便が出るようになりました。
体重が入院前74kgありましたが、69kgまで落ちてしまいました。脚もすっかり細くなってしまって、なんだか色々リセットされた気分です。
ここから数日をかけて便通の様子を見ながら退院の判断をと思っていましたが、主治医の先生が朝来られました。
「このまま今日1日、普通に便通があれば明日には帰りましょうか。」
ようやく!家に帰れる!
本当にホッとしました。
昨日、主治医の先生から抗がん剤治療について説明を受けました。
・3週間に一回のペースで通院して点滴の治療
・毎日朝と晩に服用する薬による治療
この二本立てで、11月26日からスタートします。
何より不安なのは副作用。
説明を受けた内容は
・新陳代謝が活発なところに影響が強い
赤血球、白血球、血小板が減少する可能性
体毛が抜け落ちる可能性
消化管に影響してしまう可能性
・末梢神経への影響
手先の痺れや痛みが出る可能性
その他、さまざまな影響
これらについて説明がありました。
何せ、がん細胞だけでなく正常な細胞までも傷つけてしまうほどの薬なので、そう言った影響も少なからず出てくるとおっしゃられました。
けど、そんな副作用なんかに負けたくないし
抗がん剤治療しながらでも、体力をつけるために少しでも運動したいし、強くありたいと思いました。
不安はたくさんありますが、前向きに少しずつ克服していこうと思います。
2024年11月20日(水)
いよいよ退院の日。
手術からちょうど2週間。
短いようで気持ちは2ヶ月くらい閉じ込められているような気持ちでした。
父と妹が迎えに来てくれて、退院処理。
看護師さんにお礼を言って、ようやく出所!笑
我が家に帰ると、とても落ち着いた気持ちになりました。
退院してすぐでしたが、家でじっとできない性格の僕は16時過ぎに家を出てある場所に向かいました。
月に一回、一般開放されている地元の陸上競技場へ自主練をしている生徒の顔を見に行きました。
テスト前でたくさんの生徒はいませんでしたが、数名会うことができて、何より彼らが嬉しそうな顔をしてくれた事が一番良かったです。
指導者仲間にも会いました。
心配してくれましたが、元気だと伝えるとホッとした表情を見せてくれました。
20時前に自宅へ帰ると、妻が待っていました。
2週間ぶりに自宅で妻と過ごせるようになり、すごく安心しました。
その晩、ずっと不安だった睡眠もあっという間に眠りに入る事ができて、朝まで目覚めることなく熟睡できて、やっぱ我が家はいいなと実感しました。
次の日はまた外来で受診しなければなりませんが、これから自宅で過ごせると言う気持ちだけで、幸せな気分です。
来週からいよいよ抗がん剤治療に入りますが、副作用に負けないように頑張ろうと決意しました。
つづく