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Go To イートキャンペーンプレミアム付食事券は危ないという話。

Go To イートキャンペーンを使っていますか?

開始直後は「鳥貴族錬金術」などで盛り上がって騒がれていたり、少し前には「無限くら寿司」というものまで出てきましたね。

インターネットを介したオンライン予約のキャンペーンばかり話題になっていますが、2500円お得なプレミアム付食事券を買った人も多いかと思います。

今日はその食事券は危ないという話をしようかと思います。

なぜ危ないと思いますか?

結論から言いますと、有効期限が2021年3月31日と比較的長いからです。

◇◇◇

「有効期限が長いなら問題なく使い切れるし、どこが危ないの?」と疑問を抱いていると思います。

その疑問にお答えします。

まずは一番わかりやすい例です。

夏休みの宿題です。

夏休みが終わるギリギリまで先延ばしして、夏休みが終わる直前なってから必死に取り組んで終わらせたり、終わらなかったことがありませんか?

次に本人が気づいていない例です。

人生をより良くしようと思って、英語など何かを学んでみたいと思っていたりしませんか?

それを日々の仕事などに追われてずっと先延ばししてたりしないでしょうか?

どちらも共通点は期限が長い(無い)ことです。

期限が長いから安心とはならないように思いませんか?

◇◇◇

引換券の期限に関して海外でこんな実験がありました。

同じ額の引換券を3週間の期限付きと2ヶ月の期限付きの2種類作ってお客様に配って、どちらが使われるかを調べた実験です。

この引換券をもらったときの満足度は2ヶ月の期限付きの引換券のほうが高かったようです。

しかしこの実験の結果は満足度に比例しませんでした。

3週間付き引換券のほうが、2ヶ月の期限付き引換券より5倍も使われたという結果が出てしまいました。

2ヶ月の期限付きの引換券は使われなかったのも多かったようです。

この理由が「忙しくて時間がなかった」「もう少し経ってから使おうと思っていた」です。「忘れてた」などの理由はなかったそうです。

面白いですよね。

◇◇◇

行動経済学に「双曲割引」という用語があります。

これは「遠い将来なら待てるが、近い将来ならば待てない」という非合理的行動を説明する概念です。

人は目の前に迫ったものを損得勘定抜きに優先してしまう傾向があるたみですね。

例えばダイエットを頑張っているのに、お腹が空いたからと食事制限を無視して食べてしまったり。

将来のために貯蓄しているのに、衝動的にブランド品を買ってしまったり。

どちらも落ち着いて考えると、合理的ではない行動だとわかります。

夏休みの宿題などで先延ばしが起きているのも同じ理由だと思うのです。

期限が長いから目先のことばかりやって先延ばしを繰り返してしまう。

そして、期限が迫ってきてから慌てる。期限が無ければずっと先延ばしです。

気をつけたいですよね。

◇◇◇

Go To イートキャンペーンのプレミアム付食事券が危ない理由がなんとなくわかっていただけたでしょうか?

使用期限が長い。

それはつまり先延ばしにして結局使わない危険性をはらんでいるんですね。

この問題に対する有効な対策のひとつが自分で短い期限を設定することです。

「3日後までに1500円分使う」みたいに。

「明日1000円分使う」と決めてしまうのもありです。

食事券を使用するための対策としては一番有効な対策だと思います。

Go To イートキャンペーンのプレミアム付食事券は使わないと飲食店にお金が入りません。

飲食店を助けるためにもぜひとも使い切ってください。


実は私も図書館行ったついでに飲食店の応援のために貯金を下ろして購入したんですが、使わないとダメとは買ったときに気づいていませんでした。

はたして引きこもりニートに使い切れるのでしょうか……?

が、頑張ります。


ここまで読んで下さってありがとうございました。

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mao@アラフォー引きこもりニート
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