食欲の秋がなかなか来ない -車いすユーザー、最近の食事情-
今日もお疲れさまです。
まおです。
食欲の秋とは言うものの、なかなか食欲が湧かない日々を過ごしている車いすユーザーです。
食卓には美味しそうなものがたくさん並ぶのに。
自分の胃袋を恨みます…
そんな本日の目次はこちら
◽️食べることは生きること
夏バテからの秋バテ?
なかなか食欲が湧かない今日この頃。
大好きなものが食べられないもどかしさと、この栄養状態では褥瘡(床ずれ)が完治できないという焦り…。
食事を摂れないでいると、身体への影響だけでなく気持ちにまで作用してしまうのです。
何かしらを食べなきゃ、何でもいいから。
と踠きながら試している最近の食事を、記録しておこうと思います。
◽️やさしい食事-介護食編-
この歳でもう介護食!?
と少々抵抗もありながら、いくつかお試し。
キューピー「やさしい献立」シリーズでは、やわらかさなどが異なり食事能力に合わせて選ぶことができ、今回は「歯ぐきでつぶせる」シリーズからいくつか購入して見ました。
(歯はちゃんとしているのですが…)
お米も入って主食としてもOKな「おじや牛すき焼き」が、お味が本当に優しく、すっと喉を通るような食べやすさです。
お米が入っていないおかずのみの商品もあり、他にも食べたいと思える献立がたくさんありました。
レトルト介護食…飲み込みやすさ重視で、美味しさはそこまで追求していないだろうと勝手に思い込んでおりました。
そんな自分の至らなさを反省するとともに、製造販売企業の努力や想いをしっかり感じることができました。
◽️やさしい食事-ベビー食編-
介護食とは対照的な赤ちゃん食もお試ししました。
今回は和光堂「栄養マルシェ 12か月頃から」シリーズより、「和風お子さまランチ」を。
ご飯とおかずがセットになったこの商品。今の私には量がちょうど良く、こちらも味付けがとにかく優しいです。
濃い味付けがすっかり苦手になってしまい、もはや水と空気のみで生きようかと思ったほどの私。※仙人じゃないよ。
これならお口に馴染みそう。赤ちゃん食、侮っていた…
月齢別で柔らかさやメニューが異なるので、こちらも飽きずに色々試せそうです。
昔、妹が小さい頃に母がせっせと離乳食を作っていた記憶がありますが、それはきっと世のお母さん方にとって大変重労働なことだと思います。
このように栄養バランスが良くて、少しレンジ加熱するだけですぐに食べる用意ができる商品はとても便利で助かるでしょうし、味に妥協がないということも自分の舌で確認できました。
※赤ちゃんの頃の妹が、食べるたびにしかめっ面をしていたのでてっきり美味しくないのかと…
(ちなみにそんな妹ももう30歳の立派な大人になりました)
付属の小さなスプーンで、ちゃんとお子さま気分になりながら味わいました。
あと2種購入しているので、次回「とうふハンバーグランチ」をお試し予定です。
◽️食の喜びを再び
夏頃からゼリー飲料やバナナ、ほんの少しのご飯などで過ごしてきました。
身体が受け付けない…それでも美味しいものを食べたい。
状況は少し異なっているものの、キューピー公式サイトに記載されている「介護食への想い」は、本当に共感できます。
入院中に見た光景。
同室のおばあさんは食事介助の際、提供された給食を全てお茶碗でぐちゃぐちゃに混ぜられ後に、無理やり口に押し込まれていました。
多忙な医療スタッフの気持ちもわからなくはないです。
それでも、寝たきりでなかなか意思疎通できなくてもきっと「目で味わい、舌で味わい、その美味しさを感じたい」はずです。
私もまた元気復活して好きなものを味わいながらお腹いっぱい食べられるようになるため、今できることをいろんな方法で試していこうと思います💭
さて、今回は「ふふふっと思えたこといくつか」コーナーはおやすみです。
今日は何を食べようかな?