僕がほぼ毎日、アボカドを食べる理由。
この記事では、アボカドについて語っちゃいます!
アボカドは抗炎症作用を持つ成分を含んでいます。
ルテインやゼアキサンチンのような目の機能に欠かせないカロチノイドも豊富なところもアボカドの素晴らしいポイントですが、
アボカドが持つAV119という糖類の一種が、炎症の発現に関わる転写因子として働くタンパク質複合体、NF-kB(nuclear factor kappa B)の活性化を防ぐのです。逆に、このNF-kBが活性化されすぎてしまったり、制御がうまくいかないと体内の炎症作用が強まってしまいます。
アボカドに含まれるAV119という糖類の一種が体の炎症を抑えてくれる、ということだけ覚えていればオッケーですな。
一番伝えたかったアボカドが持つ抗炎症作用を話し終えたので、次にアボカドの栄養素的な側面で少し紹介したいと思います!
まずはカリウムについて、
なんとバナナの二倍も含まれています。100グラム当たり約720mgのカリウムを含んでいます。カリウムはナトリウムとともに細胞においてカリウムナトリウムポンプを働かせATPを作り出したり、栄養を取り込んだりと細胞レベルで重要な役割を担っています。
そしてビタミンC、E、K、ビタミンAの前駆体、カロチノイド、ビタミンB5などを含んでいます。
これらは腎臓の機能回復、促進、エネルギー代謝の促進に大いに役立つということを示唆しています。また心臓血管系の健康維持のサポートにも有効です。
最後に紹介するアボカドのすごいポイントは摂取したプレビタミンA(これからビタミンAになる物質)を体内で利用できるビタミンAに変換する能力を持っているところ!しかも、ほかの食材から摂取したプレビタミンAの変換、吸収も促進させてくれるのです。
ビタミンAは眼や皮膚、免疫システムの機能維持、改善、向上には欠かせない脂溶性ビタミンなので、吸収が促進されるということは非常にありがたいのです。
アボカドの脂質の約7割を占める一価不飽和脂肪酸、中でも豊富なオレイン酸(オメガ9系脂肪酸)についても語りたいのですが、長くなるので別の記事にします。笑
終わりに、
僕自身アボカドが大好きで、栄養学的にも味的にも優秀だと考えているため多いときは1日1個食べちゃいます。
皆さんもアボカド生活、始めちゃってはいかがでしょうか!