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#10 会社組織で要らないモノ!

今回は最終回です。
そんな最終の日に提議する要らないモノは…

かい‐しゃ【会社】

会社組織の中で要らないモノを様々と提議してきましたが、人々が生産活動を行う上で、そもそも”会社”という組織で働くことですが、
「労働時間に対する対価」というその働き方が、現在の社会の変化にそぐわなくなってきています。

だから、コレ要らないです。

ガッチリと会社に縛られる正社員登用を希望する人も居れば、アルバイト、パート、派遣社員など様々な理由で雇用形態を選ばれているわけです。

ですが、政府より同一労働同一賃金が提唱されており、この”会社”という概念と、そこで働く人達の雇用という単純な視点だからこそ、そのような発想が生まれるわけで、実はもっと先を見据えないといけないと私は考えるわけです。

現在の人々の生活スタイルや思考の変化は、「自身の満足」を重んじる事に突き進んでいます。

そこで私は、全国民が個人事業主化となる事が望ましいと考えます。

現状のように個々の社員の生活スタイルに合わせ会社組織を変化させようとすると、到底全社員の満足を得ることは不可能です。
そこで不満を持つ社員は、そのストレスを周りに伝播させ、最終的には組織の統制も乱れる要因の種となるのです。

だからこそ、経済活動の循環の中にいる私達が個人事業主となり、成果物を求めるオーナー(依頼者)の下、アウトソーシングの集合体で活動を行う事が働く者の満足度を高められると考えます。

そこでは、上司の評価ではなく、自分の価値を自身で評価し売価を決めるという発想です。
この変化は、自分の価値を棚卸し再認識することで、それを売り込むという働くスタイルを生み出します。

だから上司のご機嫌とりも必要なく、重要なのは見合った成果を提供できているかにつきます。
敢えて個人対しての評価があるとすれば、それは契約更新されるか否かがある意味評価だと思います。

また個人それぞれが事業主となる事で、その能力を活かした多岐にわたる”事業”や”職種”が生まれます。

1日30分しか労働力を提供できないけど、一般的な人の数倍Excelの能力にたけているとか、週2日しか働けないが、飲食系のマーケティングで携わった店を全て立て直したなど、それぞれの持つ能力と、それらを求める人のマッチングで生産活動が回っていく未来が直ぐに来るだろうと真剣に考えています。

個人事業主の生産性の高さや、その成果が求められ、途切れる事なく常にどこかで活動ができている自分がいる事が、評価であるという時代になるという事です。
今でもそのような仕組みを後押しできるようなサービスや工夫がたくさん出回ってきています。

古くからあるものでは、個人で仕入れた物をネットで商品を売るヤフオクやメルカリなどのCtoCサービスの活用
最近では、SNSで人々が繋がって情報やアイデアが集まり、クラウドファンディングやオンラインサロンから新たな製品や事業が生まれたりしています。
また国には、単なる「働き方改革」という提唱だけでなく、実態に合わせた法改正もスピーディーに取り組んでいただく必要があると思います。

ここまでお話ししたものの、会社にもメリットもあります。
雇われる側からすると何も考えなく出勤しているだけで対価が与えられるという事です。
一度入社してしまえば、生産性や勤務態度が悪かろうが、最低限のお給料をいただく事ができる素晴らしいシステムです。
しかし、そんな社員の雇用を守らないといけない会社は、競争力も低下し生き残る事が出来ないわけです。

だから、やっぱり"会社"は、要らない。


会社組織で要らないモノ!の定義は、これで一旦お休みとさせていただきます。
今後のつぶやきや投稿も引き続きご覧いただけるよう、準備してまいります。

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満足度向上研究所
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