酒さは戻すもの
こんにちは
マニュです
ちょうど去年あたりに
「酒さになって、すぐやればよかったことは3つだけ」
というnoteを書きました
メールでスキが10個付いたお知らせが届いたので
今、酒さで悩んでいる人へ向けたメッセージを
改めて書きます
今回のnoteは、以下のテーマに沿って書かれています
1. 酒さが治った後の調子について
2. 酒さは治らない病気ではない話
3. 3週間経過観察する理由
以上に興味がありましたら
是非読み進めてください
僕の酒さ歴10個
改めて、僕の酒さ歴をまとめるとこんな感じです
1. 30歳で発症、完治したのは5年後の35歳
2. それまで肌荒れで悩んだことはない
3. アレルギーはなし、軽度の花粉症(イネ科)があるくらい
4. 受けた美容施術は「ポテンツァ」だけ
5. 再発と寛解を繰り返す
6. ミノサイクリン系の内服薬が効いた
7. ほとんどの外用薬は効果はなかった
8. 食事のコントロールはしていない
9. 運動は欠かさず続けていた
10. 過剰な腸活はしていない
とりあえず、思い出せる範囲で
ザっとまとめてみました
「これまだ試してないな」というものは
試してみるのも手段の一つです
酒さが治って過ごした3年間の内
まだまだ不安だったのは、その1年半の間だけ
鏡を見るたびに、また再発するんじゃないか
と感じたり、乾燥や赤みが目立った夜は
翌朝が怖かったものです
でも、それは杞憂でしかなく
再発せずに、過ごせています
肌を触ったり見たりすると
酒さになる前の肌に近くも見え
完治という言葉を使っていますが
もしかしたら、元に戻るという表現に
変えたほうがいいかもしれませんね
治すと戻る
酒さを克服するために
使う言葉を変えてみてはいかがでしょうか
酒さに悩む人は、酒さを治したいと願います
でも、酒さは治すものではなく、戻すものです
というのも、酒さは皮膚疾患に含まれますが
治そうしなくても、克服できるからです
酒さになると皮膚科に行く前に
Web上を検索し、治す方法を探し始めますが
実は、この時点でアウトです
なぜなら、酒さになってしまった原因は
ほとんどの場合、自分自身が招くもので
酒さを招く具体的な原因は、過度なスキンケアです
この話はここでハッキリさせておきましょう
スキンケア製品の主成分である
水、油、界面活性剤が皮膚の上に長くあると
表皮が壊れていくため、あらゆる刺激に弱くなり
さらに症状が進んでいくと、内部にダメージが蓄積し
毛細血管の働きが活発になっていく影響を受けて
正常な表皮の生産維持が難しくなります
この連鎖が、酒さの根本的な原因であると仮定し
僕は過度なスキンケアが諸悪の根源だと考えました
だから、スキンケアをやめ、経過観察をし始めます
そして、肌の奥から正常な角質が届くのを待ち
約半年で酒さを克服しました
酒さをWeb上で検索すると
先ほどまとめた、基本的な皮膚の話の前に
スキンケア製品を扱う方々と、美容家の方々
ずずいと前に出てきます
開口一番、「保湿が足りてないことが原因です」などの
ケア不足を指摘しますが
これ、見当違い甚だしく、噓八百な話ばかりです
それは基本的な皮膚の構造と流れを知っている人は
みんな思っています
そんな人たちの話は、Google検索には引っかからず
本屋にひっそりと置かれた、本の中にしか書いていません
噓八百の理由を簡単にまとめます
①|提唱が事実無根であること
②|内側の話ではなく、外側の話が中心
③|角質層以下の話をしない
そして、以上の根拠はたった2つ
スキンケア製品を研究する人達だけの情報である
┗ なぜなら、整形外科医は真逆のことを言うから法律で皮膚以下の話はできない
┗ なぜなら、治療してはいけないから
ここで残る問題は、皮膚科の話ですね
これは医療全般にまつわる話です
病院は対処療法をするところ
転んでヒザを擦りむいた小僧は
親に連れられて皮膚科に行きました
激しく転んだので、一応レントゲンを撮り
消毒をして、滅菌ガーゼを包帯で覆い
撮った写真を見て、キレイな骨ですね
成長線だって見えますよ、ほらここに
なんて言って、お大事にと送り出します
さて、この時点で小僧が擦りむいたヒザの傷は
治りましたか?
答えは、治っていません
1mmの変化もありませんでした
診たのは、あの有名なお医者さんなのに…
レントゲンが置いてある皮膚科なんて
見たことありませんけどね
これはたとえ話です
でも、病院は対処療法に対応している施設だと
十分に理解できるはずです
さて、皮膚科に行って、酒さは治るでしょうか?
少し考えてみるヒマもないように書き進めると
100%治りません
なぜなら、すべてが対処療法だからです
では、誰がその赤く腫れ、ゴワゴワしてがさついた顔を
治すのか?
それは、もう
あなた自身しかいませんよ
3週間経過観察する理由
最後に、経過観察の話をまとめて
このnoteは終わろうと思います
酒さの克服は、もともと健康だった皮膚を
極端な話、角質を。いかに作るかがカギです
これが早いほど、顔の赤みやゴワゴワ、ニキビ面を
克服できると考えています
一方で、こう考えることもできます
皮膚が作られる順番は、皮下組織→真皮→表皮です
これはみんな同じ、内臓の位置が同じくらいのレベルで
各組織が血中から栄養/素材を選別後
こねくり回して皮膚細胞を作り、その子たちは
正しい経路をたどって、角質まで成長し没します
これが流れの一環ですから、時間がかかりそうですよね
それで、3週間という数字を
具体的に捉えてみてください
キャッチーに言い換えると、ターンオーバーってこと
ちなみに、その間に邪魔しようものなら
すべてリスタートとなります
だから、何かをしようとする人や
酒さを治そうと考える人ほど、ドツボにハマり
治らない期間は伸びるわけですね
苦しく、辛いのは分かります
ご近所の皮膚科医の方々以上に
元酒さ患者の僕の理解は深いんです
だからこそ、ちゃんと理解することが大切です
そして、酒さを治そうと思わず
元の肌に戻す、と考えてみてください
おのずと何もしなくてほっとくことが
苦しくないように感じ始めるはずです
最後まで読んでくれる
それが嬉しいんです
スキもありがとうございました
マニュ